午前中は、天白区の某公園でデュオでの練習。おじさん・おばさんから小学生まで近くに寄ってきては、我々の演奏を聴いていく。気恥ずかしさはあるが、好意的に反応してくれるのはうれしい。特に子ども達の反応は素直でストレート、好奇心の塊だね。アコーディオンやピアニカに興味を示すことが多いかな。
夕方からは、鶴舞「K.D.Japon」へ。 メンバー11人を擁する楽団<ヒネモス>による「どっかの国のお祭り」と銘打ったライブがあった。リコーダー、ピアニカ、チューバ、サックス、トロンボーン、フィドル、チェロ、アコーディオン、トイピアノ、のこぎり、多種多様な玩具が一緒くたになって奏でられる不思議なサウンド。どっかにありそうで、どこにもない国の音楽だね。11人が入り乱れながら、それぞれいくつもの楽器を担当。みんながみんな、何もしていない瞬間がない。忙しく動き回っているが、とても楽しそう。こんなバンドもいいな。 そして、対バンの、<jaaja>。彼らのサウンドは、俺にとってストライクゾーンのど真ん中だったよ。実は、フロントマンの長谷川雄一さんとはお互いに面識はあった。詩人でもあり、詩の朗読イベントで一緒になったこともあるのだが、彼がこんな音楽をやるとはよく知らなかった。バンドの音もジプシー・ミュージックっぽくてすごく好みなのだが、長谷川さんの歌声にはホント魅了されたよ。あえて言うなら、知久寿焼さん(元<たま>)と忌野清志郎さんを足して2で割ったようなインパクトがあったな。わかるかな? とにかくハマリにハマッたよ。 我々<沙羅双樹ふたたび>も音楽の楽しさ、素晴らしさを感じてもらえるような演奏ができたらいいのだけれど。なかなか難しいけどね。
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