| 2010年09月21日(火) |
十余年ぶりの再会と、必然の出会いと |
今回福岡までやってきた目的は、ひとつはヒートウェイヴのライヴを彼らの地元・福岡で観ること、もうひとつは久留米に住む友人Iと十余年ぶりの再会を果たすことであった。 昨日ヒートウェイヴのライヴを満喫したところだが、十余年ぶりのIとの再会も楽しみにしていた。福岡出身のIと山梨出身の私が最初に出会ったのは二十年前、お互いに名古屋に来て間もない頃だった。よく一緒に遊んだり、語り合ったものだが、やがて名古屋と九州とに別れてなかなか会うこともできなくなった。 今日は久留米まで出掛けていき、Iの自宅にもおじゃました。十年以上会っていないのに、あまりそんな感じがしない。気兼ねなく話せる友人というものは実にいいものだね。夕方になってから、一緒に博多に繰り出し、「ちょっとバー木馬」というライヴバーに立ち寄った。 そこからさらなる展開があった。 「ちょっとバー木馬」の店内には、ピアノやドラムセットが備え付けられ、ギターも置かれている。お客が好きに楽器を使って演奏していいというのだ。我々の前に先客のジャズトリオがいて、スタンダードナンバーなどを演奏。ピアノ・ウッドベース・ドラムスの3人組の演奏レベルは相当に高かった。普通ならば、その後で演奏するのは非常に勇気の要るところなのかもしれない。でも、そのあたりについては二の足を踏む私ではない。決して自らの演奏レベルに自信を持っているわけではない。でも、自分自身がとにかく楽しんで、お客さんも何らか楽しんでもらえたら嬉しいなぁ、ぐらいに考えていた。 ギターを手にしてマイクの前に立つ。「昨日ヒートウェイヴというバンドのライヴを観るために名古屋からやってきました」と自己紹介すると、客席から「俺も行ってたよ」との声。ヒートウェイヴは演奏力の高いバンドではあるが、そんなに集客力のあるバンドではない。まさかそんな小さなバーでそのような出会いがあろうとは思わなかったな。さらに「一緒に演奏に参加していいですか?」との言葉を掛けていただき、私は「ぜひとも」と即答していた。ヒートウェイヴのナンバーから『満月の夕』『OLD MAN』の2曲を一緒に演奏。すごく気持ちよく歌えたよ。偶然のようでありながら、実のところ必然の出会いじゃないかって思ったね。 その後、店の雰囲気をしばし味わった後で、Iとともに店を後にした。「次に会うのはいつになるんだろうね」などと話しながら、Iは自宅へ、私は博多駅前のホテルへと向かった。 明日は名古屋か。また、日常の世界に戻っていくよ。
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