ハポン劇場プロジェクト公演『姥捨』(作・演出・主演:原智彦)を観に、鶴舞「K.D.Japon」に出掛けてきた。今夜は初日の舞台で、知久寿焼(元「たま」)による弾き語り付きだ。5年前のハポン劇場プロジェクト結成時に初演の『姥捨』が、今回再演された。知久さんの生演奏も含め、原さんの独得の世界観が展開され、単純に観て楽しい作品だ。能の『姨捨』や深沢七郎の『楢山節考』などともオーバーラップしてくる。この夏はインドネシアでも公演するそうな。 それと、言い忘れてはならないのは、知久さんの生み出す音楽の力の大きさだ。やわらかなギターにのせて知久さんの歌声は空間をやさしく包み込んでいく。この人の創り出す空気は他に替えがたい。 ハポン劇場プロジェクトは、年末には、名古屋能楽堂でパンク歌舞伎『マクベス』の公演も予定されているとのこと。この時の音楽担当は豊田のロックバンド<タートル・アイランド>ということで、それもまた楽しみだ。
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