| 2007年08月30日(木) |
韓国でも「自己責任論」? |
アフガニスタン旧政権タリバンによる韓国人拉致・ 殺人事件は28日、タリバンと韓国政府が人質19人の 全員解放で合意し、事件はようやく全面解決に向か う見通しとなった。解放条件は駐留韓国軍の年内撤 退と同国のキリスト教宣教団の活動中止とされるが、 身代金の支払いなどの裏取引も交わされたとの見方 は根強い。タリバンの「面目」を立て、韓国政府が 「実」をとった可能性が高い。 (中日新聞8月29日朝刊.国際面より)
今回の事件をめぐっては、韓国内でネットを中心 に「自己責任」論争がわき起こり、青瓦台の報道官 が記者会見で被害者に対する批判への自粛を呼びか ける一幕もあった。 (中日新聞8月29日朝刊.国際面より)
タリバンによる「韓国人人質事件」はここに来て解決に一歩踏み出したわけだが、今回のようなケースで韓国においても「自己責任」論争が起きたというのはちょっとした驚きであった。3年前にイラクで起きた「日本人人質事件」、そして人質3人に対するバッシングが思い出された。あれと同様なことが韓国でも起きたわけだ。ただ、そうしたバッシングに対する政府の対応ということでは、日韓のあいだに大きな違いがあった。当時の日本政府は自らの責任に言及せず、「人質3人」に責任転嫁するという対応をとった。その点、今回、韓国政府はもう少し冷静に対処したように思われた。 もうひとつ、日本も韓国もすっかり「ネット社会」になったんだな、と実感もした。
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