詩の朗読イベント『Bird-水尾佳樹-はんせいき』に<沙羅双樹ふたたび>として出演。今回は、トップバッターだ。 自作短歌をまじえながら、「血まみれの鳩」(五つの赤い風船)、「Birdはんせいき」(オリジナル)、「誕生」(中島みゆき)の3曲を演奏した。今回、相方の沙羅は、ギターの他、ピアノ、ピアニカも演奏。お互いのハーモニーもまずまずだったのではないか。デュオはソロと違って難しい側面はあるが、お互いにいい演奏ができるともの凄く楽しい。もともと沙羅は親しい友人ではあったが、このイベントを通じてさらにかけがえのない親友となったように思う。 やはり一緒に何かを作り上げた仲間というのは、かけがえのない存在となるんだね。その点で、かつて共演した水尾さん(今回のイベント主催者)もよき友人だと思うのだが、「女好き」の私からすれば、水尾さんは少し歩が悪いんだな。 さて、イベントの冒頭で演奏を終えた私は、その後すっかりリラックスして他の出演者の朗読を楽しんだ。 短歌の高井志野さん。瑞々しさを感じさせる歌風からは、短歌初心者の私は学ばされることばかりだった。 岡本はなび〜るさん。この人には何とも名状しがたい魅力がある。どことなく人柄のよさが滲み出ているようでもありながら、しっかりと「はなび〜るワールド」に引き込んでいく。 鈴木陽一レモンさん。この人の朗読パフォーマンスは何度も目にしているが、「今日は何をやってくれるのか」といつも私は期待感をもって観ている。 若原光彦さん。この人の朗読は、文学性とパフォーマンス性とがいいバランスを保っていて、これからもっともっと大化けするのではないかとも感じさせられる。 今回のイベント、ゲスト出演者もよかったのだが、オープンマイク参加者のなかにもキラリと光る朗読が多く見受けられた。 そして、水尾佳樹さん。この人の詩は、若い感性とは別物の、だからといって老熟とも違った、つまりは「半世紀人」としての生命力にあふれた表現となっている。 ポエトリー・リーディングはまだまだ発展途上の表現の分野だと思うが、その分大いなる可能性が隠されているとも言える。「ボーダーレス表現者」たる私は、あらゆる分野の精鋭たちに触発されながら、さらなる飛躍を遂げたいと思う。
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