夏撃波[暗黒武闘戦線・歌劇派]の独白

2005年08月18日(木) 美術館めぐり&赤味噌ビール

 今日は、「片岡球子展」(名古屋市美術館)と「ゴッホ展」(愛知県美術館)を立て続けに観てきた。
 まずは、現代日本画の巨匠・片岡球子の100歳記念展。ライフワークである「面構」シリーズを中心に、初期作品、「富士山」や「裸婦」シリーズなど代表作が展示されていた。片岡球子の名は今回初めて知ったが、大作揃いで、なかでも「面構」シリーズには惹きつけられた。とりわけ、「面構 浮世絵師歌川国芳と浮世絵研究家鈴木重三先生」には、そのあまりに大胆で自由な発想に驚かされた(浮世絵研究家・鈴木重三氏と、浮世絵師・歌川国芳と、国芳の描いた浮世絵とが、ひとつの絵のなかに、時空を超越して描かれている)。さらに凄いのは、片岡球子さんご自身、百寿を迎えてなお現役でご活躍という点だ。私は、すっかり片岡球子ファンになってしまった。
 さて、続いては「ゴッホ展」。絵に興味がない人でも、その名前は知っている。印象派以後の美術に大きな影響を与え、今日もなお私たちの心を揺り動かしているゴッホ。彼も、浮世絵から多大な影響を受けた一人。というか、それまで見向きもされてこなかった浮世絵を「芸術」として初めて評価したのが、ゴッホや印象派の画家たちであった。そうした美術の歴史の積み重ねの上に、片岡球子のような才能が生まれてきたのだとも思った。
 芸術に酔いしれた後、今度はおいしい地ビールで酔いしれた。地ビールレストラン「ランドビアサーカス」にて味わったのが、名古屋のご当地ビール、その名も「赤味噌ビール」。お味のほうは、黒ビールのような口当たり。気をつけてみないと、赤味噌の風味は感じられない。私には好みのビールであった。
 てな具合で、芸術とビールで、ちょっぴりリッチな気分の一日だった。


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