宿直勤務を終え連休に入った私は、一度自宅に帰ってから東京へと旅立った。山本竹勇さん(津軽三味線奏者)のライブを観に行くというのが、第一の目的だった(第二の目的は、16日の上妻宏光コンサート)。 今夜、「邦楽ジャーナル倶楽部 和音」で開催されたライブのタイトルは、<山本竹勇・津軽三味線の魅力 〜門付け三味線を訪ねて〜>。木村詠里佳さん(大條和雄氏から門付け三味線を継承する)をゲストに迎え、津軽三味線のルーツを辿りながら、今日へと受け継がれてきた津軽三味線の魅力に迫ろうというもの。 同じ津軽三味線でも、高橋竹山氏の流れを汲む山本竹勇さんの三味線と、木村さんのそれとでは、三味線のつくり、弾き方、音色がまったく違っていた。津軽あいや節の弾きくらべで、三味線の個性の違いを強く感じさせられ、興味深く聴き入った。 10年くらい前に高橋竹山氏の演奏をテープで聴いて以来、津軽三味線に(というより、高橋竹山氏の演奏、あるいは生きざまに)強くひかれている私だが、今回この楽器の持っている力強さと繊細さ、そして背後にある歴史をあらためて思った。
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