「自衛隊派遣1年延長」の閣議決定がなされたそうだ。繰り返し言うのも嫌になるが、そこに哲学などはなく、国民への説明責任も果たされておらず、議論もなく、民主的手続きが十分になされたとは到底思えない。 政権のトップにいる連中は、例えば北朝鮮のことを悪しざまに言うが、自分のことはまったく見えていないらしい。「イラクの民主化のため」などと美辞麗句を並べながらアメリカの顔色ばかりを窺う連中は、「民主主義の何たるか」を本当にはわかっていないのだろう。 いま世界は恐怖のスパイラルのなかにある。対症療法的に社会防衛したところでテロは防ぎきれるものではない。青臭いと言われるかもしれないが、理想主義は遠回りのように見えて実のところ現実にいちばん即しているのではないか、と考えている。決して空想などではなく、理想から出発して現実にあった解決法を見出していく努力がいま求められているのではないだろうか。
|