私、フラメンコも大好きなんですね。で、今日はマリア・パヘス舞踊団のフラメンコ公演を観に行きました。 マリア・パヘスのフラメンコ、体の動きはとてもしなやかなのに、もの凄く力強いダンスでした。前半は、フラメンコ以外のジャンルの音楽を題材に採りながら、フラメンコの枠にとらわれないスケールの大きいダンスが展開されていました。後半は、うって変わってディープなフラメンコでしたが、<伝統>と<革新>という相反する世界が絶妙なバランスで表現されていたように思います。 思わず、DVDやCD、パンフを購入しました。パンフには、マリア・パヘスのインタビューも掲載されていました。世界情勢にも思いを馳せ、次のようなコメントを寄せています。
あたかもそれが解決策のように戦争が持ち 上がる世界、私たちが住むこの馬鹿げた世界 には、無理解がはびこり、会話がないの。戦 争は解決ではない。解決は人類のもとにある のよ。人間の能力、感動、感情の中にね。芸 術は話し合い、互いに理解し合い、感動し、 合意に達し、そして破壊でしかない戦争のよ うなすべての惨状回避の役に立つ、人間が 持つひとつの手段だと思う。
この発言のなかからも、フラメンコ・ダンサーとしての誇りがうかがえます。そうした姿勢が、しなやかでありながら力強く美しいダンスに反映されているのかもしれません。
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