今日は、今池・シネマテークで映画2本を観た。
まずは、連句アニメーション『冬の日』。生涯を旅に生きた俳人・松尾芭蕉の連句『冬の日』が国内外のアニメ作家35名の競作によって新たな生命を吹き込まれた。それぞれの作家が前の句を受けながらも独自の解釈と手法によって芭蕉の世界に対峙しているのが、映像のなかからうかがえた。ユニークな試みであったが、とても面白く鑑賞できた。
その後で、ミカ・カウリスマキ監督のドキュメンタリー映画『モロ・ノ・ブラジル』を観た。ブラジル音楽の源流を探る旅のなかで、各地に暮らす人々と出会い、そこに息づいている多種多様な音楽と出会う。情熱に満ちあふれた音楽と、人々のみなぎる生命力。音楽は人々の生活に密着し、時に激しく魂を揺さぶり、時にやさしく心に沁み入ってくる。思わずスクリーンに見入りながら、音楽に身体を揺さぶってしまう私であった。
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