| 2002年04月24日(水) |
「・・・宇宙の果て・・・」をもう一度 |
今公演前半が終了し、月曜・火曜と稽古はお休み。ゆっくりできたのはうれしかったが、芝居のことは気になった。今日の稽古が待ち遠しかった。明後日からの後半戦、どんどん調子に乗っていくぜ。
稽古がなかった昨日は、前回公演(河童塾との合同公演)「僕らは宇宙の果てを見た」のビデオ鑑賞を自宅にて行った(一人で見た)。ビデオに映る自分の姿を見て気恥ずかしく思った。白日の下にさらされた自分の姿のなかにアラはいくらでも見つけられそうであった。それでも、後半のある部分では我ながら演技が光ってると感じられたところもあった。あれから俺はうまくなったのだろうか。自分ではよくわからないことも多いが、本番の舞台を経験することにより俺自身の演技は底上げされていってるように思う。 それにしても懐かしいよな。思い出は後から後からわき出てくる。たまたま本屋(今池のウニタ書店)でみつけた「新人募集」のチラシ。そこには「芝居は舞台で覚える主義」「あなたのキャラクターで思う存分輝いて下さい」などと書かれていた。何だか自分に合いそうな気がして、問い合わせをし、稽古場を訪れた。秋公演の顔合わせが行われる直前のことであった。オーディション代わりの創作一人芝居なんかもやったっけ。すぐにキャスティングがあり、連日の稽古が始まった。苦しいことが多かったはずなのに、今となっては心はずむような思い出ばかりだ。今回の公演も、振り返った時にすごく楽しかったと感じられるようにしていきたい。そして、お客さんを終始圧倒していく熱い芝居を見せていこうと思う。
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