夏撃波[暗黒武闘戦線・歌劇派]の独白

2002年03月05日(火) 風に吹かれて

 最近、朝起きるのが辛い。でも、それは俺だけじゃないみたい。職場の他の人もそれぞれに(仕事上でもプライベートでも)悩みは尽きないようだ。
 夕方の残業時間、俺は呻吟しながら、ある書類を作成していた。思わずため息が出たその刹那、俺の正面に座る同僚も同時にため息をついた。互いに顔を見合わせ、微笑する。
  「あんたもか」
  「お互い、大変だよな」
 言葉は交わさずとも、そこには暖かな連帯感が感じられた。そうさ、たとえトップが認めなくても俺はあんたのこと、ちゃんと見ているからな。元気出そうぜ。
 仕事はそう簡単には終わらないが、ある程度でケリをつけて、稽古場に向かう。
稽古場には8時くらいに到着。第4場を中心に練習。個人的にはまだまだだけど、それでも自信のひとかけらは少しつかんだような気がした。よし、ここから調子に乗っていくぜ。
 稽古場からの帰り、本屋に寄って、コンビニ寄って、その後は夜風に吹かれながら、九条(俺の役名)のセリフが思わず口をついて出たりして・・・。帰宅後は風呂沸かしながら、「ニュース23」を見る。
 よし、早いとこ寝よう。明日もまた忙しい一日になりそうだ。


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夏撃波 [MAIL]