バカ恋 | back index next |
■ 車泥棒 ■ どうやら其処は温泉らしく、コージの友達どもと一緒に泊まりに来た様子。 其の中の一人が「今日は泊まらずに帰らなきゃ」とボヤいていたので、 「何故?」と聞いたら、「学校があるんだ」と言う、 「どんな学校に通っているの?」と聞いたら、 お笑い芸人育成専門学校と言っていた・・・ 正直そいつはお笑い芸人はなれそうも無いと直感。 なれたとしても、売れやしないさ、と呟くあたし。 男性諸君が風呂から上がってきたので、風呂に入ろうと思って、 脱衣所に行ったら、白いブリーフ (恐らくブランド名は「グンゼ」)が落ちていた。 しかもうんこ付パンツ・・・ げぇえええと思って、そのパンツを摘み上げ、部屋に戻り、 「この中で白いブリーフ履いてる人ー!!御手上げっ!!」と言ったら、 全員手を上げたので、かなりびっくりした。コージまでも・・・ で、コージが、「何?其れがどうしたの?」って聞いてくるので、 「実は、脱衣所でうんこ付の白いブリーフを拾ってしまったのだが、 どうすればいい?」 と嘆きのヘルプをしたら、コージが預かってくれたので、 あたしは安心して入浴タイム 温泉宿のはずなのに、風呂が壱つしかないってのは、非常に解せなかった。 風呂から上がるとコージが待っていて、 さっきのパンツの持ち主が判ったと言う。 あのパンツはコージの友達の息子(3歳)のモノだった。 ウエストのゴムの処に、マジックで名前が書いてあった。 しかし「彼は既に自宅に帰っているので届けてやってくれ」とコージ。 「彼の家はこの旅館の前の道路をまっすぐ行ったところだから、直ぐ判る。 車は俺のを使っていいよ。」 とコージが言うので、しぶしぶうんこパンツを届ける事にした。 さらにコージは其の持ち主のガキにお小遣いを渡してくれと言って、 壱万円を渡したので、3歳のガキに壱万円は多すぎると却下し、 代わりに財布の中の五千円を渡す事にした。 其の会話を聞いていたうちの父上が、あたしを手招きし、 あたしに五千円を渡すので、「何の真似?」と聞いたら、 「子供に五千円あげるんだろ?」 と訳のわからない事を言っていたので、 「このお金はいただけません」と言って、其れも却下した。 何故なんだ?父ちゃん・・・ コージのお友達の家は直ぐ判ったのだけれど、車を駐車する処が無くて、 仕方なく路駐する事にしたのだが、路肩も混んでいて、 ちょっと離れた処にやっと停めた。 コージの車はキーレスなんだが、どのボタンがロックなのかわからなくって、 車の外でガチャガチャやっていたら、 見知らぬ3人のおやぢがコージの車の近くに寄って来て あっという間にドアを開けて、乗り込んだので、 「車泥棒だ!!コージの車が盗まれちゃう!!」 と焦って、オヤジの腰にタックルし、しがみ付いていたら、車が急発進し、 あたしは車のドアとオヤジに挟まれながら、一緒に乗り込んだ。 その車は後部スライドドアだった・・・ コージの車は普通のドアだったハズ・・・あれ? しかも其の車は車体が白かった・・・ コージの車は黒かったハズ・・・あれ? おやぢ達が盗もうとしている其の車は、 あたしがそれを止めようとしている其の車は、 コージの車じゃなくって、他人の車だった。 でも、犯罪は許さざるべき行為! あたしは必死でおやぢ達を阻止しようとした。 あたしにしがみ付かれてるおやぢがリーダーらしく、 顔は物凄く怖かった。 そのおやぢが「どけろっ!痛い目に合うぞ」と言って 煙草の火をあたしに押し付けようとした。 あたしは大きな声で「誰かーーーー!! 警察呼んでーーーーーー!!」 と何度も何度も叫んだら!!!! 目が覚めた。 今朝の夢のお話でした・・・ |
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