2009年01月22日(木) |
演説の長さ |
さて。 昨日に引き続き、就任式の話。 バラク・オバマ氏の就任演説は、約20分だったそうだ。内容は、色んな文献からの引用もあったが、それも適材適所で、素晴らしいものだった。 彼の声は力強いが心地よく、目線は常に聴衆を見ている。 激昂するでもなく、また、大げさな身振りを交えるわけでもなく、冷静な態度で言葉もはっきりしている。 氷点下五度という厳しい寒さの中にいたのにもかかわらず、一言も言いよどんだり、噛んだりしなかった(笑) さて。この演説の長さは、寒さの中集まってくれた人達に考慮して、短めにとライターに頼んだそうである。そのライターは27歳という若さで、なかなかのイケメンだった。こちらも、注目されそうだな。 歴代で、もっとも長い演説をした大統領は、その演説のあとすぐに肺炎をこじらせて亡くなったという。つまり、極寒の中で長い間しゃべくり倒した挙げ句、自分で自分の首を絞めたというわけだ。 一般的なスピーチは3分程度というのが理想的。それ以上は、人間、じっとしていられないからね。 |
|
|