| 2002年06月24日(月) |
「新聞の目的は真実の追究ではない」 |
「普通新聞の目的は真実の追究ではなく、センセーションを巻き起こすこと、何かを主張することだってことを、忘れちゃいけない。真実の追究なんてものは、センセーショナリズムと偶然一致している場合だけ、新聞の目的になる」 というのはA.E.ポー作出の名探偵、オーギュスト・デュパンの言葉である。 この「新聞」を「メディア」と差し替えても、良いだろう。
毎日テレビや新聞を見ていると、どうしても「煽り立てる」ような内容の記事に目が行ってしまう。 今で言えばW杯の報道。 「日本が負けた今、共催国の韓国をみんなで応援しよう!」 とか言うものだ。
いや、別にね、いいんだけど。
…私は天の邪鬼なので強制されることは、やらない主義だし。
問題は「明らかに韓国寄りの審判の誤審」を抗議した「欧州の敗退国」に対して「負け惜しみ」だの「美しくない」だの「潔くない」だのと、口を揃えて報道(?)する事だと思う。
今大会はどう見ても、審判の質が悪かった。
…しかも、何故かしらないが韓国の対戦国は、常に審判と戦うことになる。 勿論、ブラジル戦や、アメリカ対ドイツ戦などでも問題の判定はあったし、それに対する正式な抗議も、FIFAに出されている。
だが、である。
「韓国はいつも有利に裁いて貰えるような気がする」のは何故だ?
という疑問には、どの報道も答えてはくれないようだ。
さて。 明日はドイツ戦。 昨日書かせて貰ったカーンが、どれだけのナイスセーブを見せるか… はたしてドイツは、決勝に行けるのか。
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