| 2002年05月07日(火) |
小説書きの憂鬱(笑) |
先日、久しぶりに小説を書いてみた。 小説を書くことが趣味だと言うと、なんだか面はゆい。 私の中では、小説書きを趣味としてくくられるようになったのは、つい最近のような気がしている。 私の高校時代に、そんな話をしたら変人扱いされたものだ。 今はネットというお手軽な「自費出版」という場を得て、沢山の人が小説や漫画などを世間に発表している。 それはとても良いことだと思う。 しかし。 私は時々思う。 「…どーいう顔で、これを書いたんだろーなぁ」 と。 例えば。 サイトのどこをどう見ても十代の女の子が…まるで自分の性を否定するような言葉遣いをしているのに…思い切り「大人な」内容の小説を書いていたりする。 そう言う小説を読むに当たり、前述の疑問に対する答を探ってしまうのだ。 いや、別にね。官能小説を十代の女の子が書いちゃいけない、なんて言っているわけじゃない。私だって、十代の頃から…むにゃむにゃ。(笑) 私の場合は、徹底的に楽しんで書いていた。 誰かに読んでもらうのを前提に書いていたので、当然読者が喜びそうな表現や場面を盛り込んだ。 どうせ書くのなら、なるべく読者と楽しみを共有できる方が良いし。 もっとも、私の小説の読者は今も昔も数がとても少ないけれど。 高校時代からの友人が、とあるサイトを運営している。 それはいわゆる「同人系」とか言われるサイト。そこでも、私は好き勝手な小説を書いている。(だって。同人とかって言われても、ピンとこないから) 私の読者想定は、勿論友人だ。 友人に楽しんで貰えそうな小説を、私はニヤニヤしながら書き連ねる。 自分のサイトに載せる小説は、もうちょっと視野を広げて書いているつもりではあるが…でも、ニヤニヤしながら書いている点は変わらない。
しかし… あまりにも恥ずかしい文章を、おおっぴらに不特定多数の人に読ませることが出来る人って…私には理解不能。
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