日記日和
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2006年02月19日(日) やりきれない思い


また、幼い子供が犠牲になる悲しい事件がありました。

加害者は中国人だったということで、ネット上で過激な意見をいくつも見ました。


私も加害者への同情も加害者を擁護するつもりもありません。



ただ、一つ。

外国人である加害者をサポートする人が周りにいれば、こんな悲惨な事件は起こらなかったかも知れない・・

そう思うと残念でならないのです。



外国人の、日本人とは違う価値観や生活習慣。

それを理解したうえで、相談に応じたり、話相手になったりする、そんな存在があの加害者の身近にあったら・・。


もしかしたら、幼い二人は死なずに済んだかも知れない。

そう思うとくやしくて悲しくて。



幼稚園は、加害者が子育てについて悩んでいたことを知っていました。

何か手助けをしたことがあるのでしょうか?

幼稚園で面倒を見られないのなら、対応してくれる窓口を紹介するとか、
出来ることはあったはずなのに。



その幼稚園を責めるわけではありませんが、色んな面でもう少し配慮があれば・・と思ってしまうのです。




今後、FTAで介護や看護の現場にも外国人が入ってくる方向に向かっています。


政府は、日本に来たその人たちをしっかりサポートしてあげて欲しい。



「好きで日本に来る外国人のためにそこまでしてやる必要はない」という意見も、もしかしたらあるかも知れません。


でも、逆の言い方をすれば、外国人をしっかりサポートすることはその周りで暮らす日本人の平和を守るということでもあるんですよね。


今回のような事件が再び起きないように。


誰かが、じゃなくて日本の社会全体で考えないといけないこと、です。


イサカ |MAILHomePage

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