日記日和
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2005年09月22日(木) 琢磨はタフだから。


F1チームB・A・R Hondaは、バリチェロとバトンが来季のドライバーとなることを発表しました。

でも、すんなり決まったワケじゃなさそう・・


去年はバトンが今季(2005年)からのウィリアムズ行きを希望したけど、契約の問題からB・A・R に残ることになり、ウィリアムズには来季(2006年)からというハナシになっていたらしいのです。


でも、今年のウィリアムズの状態を見て、来季もB・A・Rに残留することをバトンが希望して、その要求が通ったというコトのようです。



昔からF1を知る人のなかには、契約を軽視するバトンの態度を非難する人もいます。

またウィリアムズへの違約金は、B・A・Rからの報酬以上とのウワサもあります。


でも、それが許されるのもみんながバトンの実力を認めて必要だと感じているから、でしょ?




なんか久々にF1のドロドロした部分に触れた気がするワ。


セナやプロストの頃は、みんなが化かし合って、出し抜いたり出し抜かれたりがよくあり、そういうニュースを聞くたびになんでフェアにしないの〜(怒)と私は憤慨していました。


今のシューマッハに匹敵するようなトップドライバーが何人もいたから、揉める機会も多かったんでしょうね。



最初はF1のそういう部分を嫌悪してたけど、私はだんだんと、そのドロドロ劇込みのF1の面白さにハマっていきました。


ミナルディだったか、すごく下位のチームからもはじき出されて、浪人状態だったドライバー(ミカ・サロ)が、アクシデントのお蔭とはいえ、フェラーリから何レースが出たこともあったなぁ。


どこに幸運が、どこに不運が転がってるかわからない、まるで人生の縮図のようなことがよく起こって本当に面白い世界だと感じていました。



その後、私自身がF1への興味が少し薄らいだせいもあるでしょうし、ドライバーやチームが世代交代したこともあって、そういうニュースをあまり聞かなくなっていました。



今回のバトンを中心としたドタバタは、あのフランク・ウィリアムズがどんな顔してるんだろうなんて想像するとまた愉快なのですが、

肝心なのは、この発表で佐藤琢磨が来季のシートを失ったこともまた、ハッキリしたというコト。(涙)


チームのコメントに「・・将来の可能性について琢磨サイドと交渉を進めている・・」とありましたが、琢磨がB・A・R に残るとすれば、少なくとも来季は殆ど出走機会のないサードドライバーか以前のようなテストドライバー。

私は、もうB・A・R から出て他のチームに行く選択をして欲しいなぁ。

まだ来季のドライバーが決定していないチームも多いようなので、うまくどこかに滑り込んでもらいたい。



琢磨はこれまでの日本人ドライバーの中で、精神的に一番タフだと思うので彼ならきっとうまくやってくれるでしょう。


ガンバレ、琢磨。


イサカ |MAILHomePage

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