日記日和
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2005年08月19日(金) イギス豆腐


今朝、いつものようにテレビをつけていたらイギス豆腐が取り上げられていました。



なんともタイムリー(笑)

つい一週間前、帰省してたときに20年ぶりくらい(だったと思う)に食べてきたばかりだったのです。

その時、一緒に食事をしてた友人とひとしきりイギス豆腐の話もしました。



イギス豆腐というのは瀬戸内地方で食べられている夏のお惣菜で、主な原料は海草です。

私はテングサで作られるものだと思っていたのですが、実は「イギス」という海草があって、それで作るから「イギス豆腐」だったんですね。


今朝テレビで仕入れたれイギス豆腐の作り方は・・・

海で採れたイギスはよく洗った後、乾燥させて保存するそうです。

その乾燥イギスを戻して、米のとぎ汁や米糠を入れた水・だし汁で煮て、イギスが溶けたら型に入れて冷やし固めます。

冷えて固まったら出来上がり。

適当な大きさに切り分けて、今朝のはゴマや青海苔がトッピングされていました。



さっき検索していたら、テングサとイギスを半々で作るレシピもあったので、私の記憶も全くの間違いではなかったようです。



私はイギス(地元では、豆腐を略して単にイギスと呼んでいます)といえば、叔母の作ってくれたものを思い出します。

野菜も入っていたのかどうかは記憶にありませんが、必ず入っていたのが殻付きの小エビ。

もしかしたら、乾燥エビで、いいダシが出てたのかも知れませんが、食べた時にエビの殻が口に当たるのがとても嫌でした。

多少の味付けはされていても、そもそも海草を固めたものなので、特に子供にとってはおいしいものではありません。


関西では味わえない食べ物ですが、好きとは言い難い物だったので、家を離れてからも久しく食べたいなんて思いませんでした。

その存在すら忘れていたかも・・(汗)



それが・・

(認めたくないけど)年なのでしょうか?

今年帰省したときには、むしょうにイギスが食べたくなって、スーパーで探してみたけど見つけられず。


そんな時に友人と入ったお店で偶然にイギスを食べることができたのです。

そこで食べたイギスは、滑らかでニンジンや木耳が入って味もしっかりしていました。

記憶にあるイギスよりずっと上品でおいしいもので、これだったら、時々食べてもいいかな・・という感じ(笑)




イギスがおいしく食べられる年になったことだし(爆)私もいつかイギス作りにも挑戦したいな。。。


イサカ |MAILHomePage

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