日記日和
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昨日はまた、同業の方に声を掛けていただき、家の点検商法に関する弁護士さんの講演&弁護士さんと建築士さんのパネルディスカッションを聞いてきました。 消費者月間フェアの一環で、一般の方を対象としたものだったのですが、いい勉強になりました。
最近世間の関心を集めている「耐震補強」や「シックハウス症候群」の対策として、訪問販売で詐欺まがいの工事・販売をする悪質業者が増えているそうです。 狙われるのは、やはり高齢の方が多く、具体的な事例として挙げられていたのは、床下換気扇を売りつけておきながら(当然、工事代金も取ってるのでしょうが)換気扇を床下に箱に入れたまま置いてあったという、信じられないような話でした。 その被害者もやはり高齢の方とのこと。 イサカも、白蟻防除や床下換気扇の取り付けの為に床下での工事を頼んだことがありますが、業者さんを信用して任せ、工事中あるいは後で家族が床下を確認する、なんてことはしません。 そういう点では、床下というのは悪質業者にはねらい目なんですね。 床下換気扇なら、外からでも取り付けの確認はできますが、高齢の方で、業者に言葉巧みに言いくるめられたら、そんなことには気が付かなかったのでしょうね。 ひどい話です。
昨日の先生も言われていましたが、これまで日本は、生産者・販売者側が優遇され、消費者がおざなりになっていた感があります。 確かに法律にも守ってもらいたい。けれども、一人一人が意識を持って賢い消費者になることが一番の護身になるんじゃないかと、お話を聞いて改めて思いました(←主催者の思うツボの感想です)
消費者を守るものとして「クーリングオフ」の制度があります。 モチロン、出来る場合と出来ない場合はありますが、「契約したものの・・・」と困った時には、利用できるかどうか一度調べてみてはいかがでしょう。
イサカもこれまで、契約し、お金を払ってしまうと後は業者さん任せ(業者さんの言いなり?)ことが多かったのですが、賢い消費者になるようよ〜く目を光らせておきたいと思います。
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