駄目ままの戯言...まきまま

 

 

母親になる準備 - 2002年06月11日(火)

今日から旦那は出張で留守。
帰ってこられるのはおそらく金曜の夜。
今月は出張が多い。
しばらくは3人の生活が続く。
車も旦那が乗っていったから、
買い物とかは歩きで行かなくちゃならない。
自転車に子供いすつけた方がいいかな。
でも二人も乗せたらバランス取りにくいかも。
時々子供3人乗せて自転車に乗ってるお母さんがいるけど、
すごいなって思う。
必要に迫られればそうせざる負えないんだろうな。


以前、たを産んだことを後悔していると書いた。
子供が欲しくてもできない人から見たら、
許せない事かも知れない。
子育てを放棄したいと思ってるわけじゃない。
むしろ逆で、子育てを楽しめるようになりたいのである。
今の環境から抜け出したい。
子供と過す時間を好きになりたいのだ。

普通は、子供が産まれるまでの10ヶ月間に
心の準備をする。
母親になるための準備。
おなかの中の子供と一緒に母親としての気持ちも成長させていく。

たがおなかにいる間私はひたすら、
体重が10キロ以上増えないように、
妊娠中毒症にならないようにと、
子供が無事に産まれてくる事だけに気を使っていた。
旦那は出張で、週末にしかいない日々だった。
初めての子供、気負いが強かった。
母親になるための心の準備をまったくと言っていいほど、
していなかった。
早く妊婦から解放されたい。
そう思って過した妊娠期間。

たが産まれた時、
「やっと産まれた。これで解放される」そう思った。

初めて腕に抱いた我が子は小さかった。
2618g
何で?
何でこんなに小さいの?
予定日よりも後に産まれたのに、これだけしかないの?
私の体型からしたら、あまり大きいと出産が大変になる。
小さく産まれて大きく育てばいい。
そう言われても、なぜかショックだった。

戸惑いを隠せない自分の気持ち。
素直に喜べていない自分。
私は大きなミスをしたことを気づいた。
母親になる気持ちの整理がついていない。
心の準備をまったくしてこなかった。
ただただ無事に出産することだけに、気を取られた妊娠期間。
子供は産まれたけれど、私は母親になれていない。

そんな思いも、なれない初めての育児に置き去りにされて、
ひたすら家事育児に追われていく。
戻せない時間。
子供はどんどん大きくなっていく。
生じてしまった僅かな歪み。
仕方ないからとそのままにしておくと、
やがて歯車が狂っていく。

これ以上ひどくならないように、
歪みを直さなくちゃいけない。
私はたの母親になるための準備をしなおさなくちゃいけない。






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