本当に寂しいと心が叫ぶから わたしは楽しいふりをする ほんとは消えたいほど打ちひしがれていたから わざとすっとんきょうな声をはりあげ ジャンプした 涙がとめどなくこぼれ落ちるドラマだから 子どもたちには 天国の父に会いたくなったんだよと言う 見透かされていたなんて 知らなかったのは自分だけ 心は他人には覗かれないと思っていたのに そのへんてこりんな仕草のひとつ、ひとつが わたし・・・・悲しいのよ 苦しいのよ 切ないのよと語っていた 肩をふるわせ笑って見せたのも じつは涙を隠すため おどけてマイクをとりあげて 千年の古都を歌うのは そろそろいいかなぁ〜って思えたからだ・・・・ 嬉しいことが その中の千にひとつあればよい 楽しいことが あまだれこぞうの子守歌 幸せなんてちっぽけでいいよ 充分わたしには染みわたるから ほんとの気持ち・・・・鏡のなかの私だけが知ってるよ
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