留学後記



会社の車

2021年04月06日(火)

そう、社用車です。
でも、会社で使うわけではなく、社長が使う車です。
会社名義で車庫も契約、車も購入。

まあ、社長が日本語読み書きできないから仕方ないとは思いますが。
会計上の処理としては、すべて社長への貸付です。
毎月返済してもらいます。
車庫証明の申請も、経験と思ってやってます。

しかし、またしても連帯保証人の社長が、
「永住許可」を持たないということで、
オートローンは申込できませんでした。
できなかったというか、もう一人、日本人か永住許可を持つ
外国人に連帯保証人になってもらってくださいと言われた。
ということでオートローンは断念。車は会社のお金で一括購入。

私はもちろん、連帯保証人にはなりません。
これは家訓です。
(誰かの連帯保証人となった父の知人が過去に自殺している。
バブル崩壊後は、そういう時代だった。)

もう一人、連帯保証人を立てないとオートローンが組めないことが
わかったとき、ディーラーの担当者さんは、「外国人のお客さん
もいらっしゃって、日本に住んでいる外国人の人たちは
みんな優秀で、いい会社に勤めてらっしゃるから、ローンは通っていた」
とのこと。
まあ、社会的地位として、大手企業の外国人従業員は、
中小企業の外国人社長にまさるということを思い知らされました。

前にも、大手メーカーの部長さんがポロっと「大きい会社は、
こういうことがあるんですよ」とおっしゃられたとき、
あきらかに上から目線というか、中小企業を心のどこかで見下している
のを実感した。

やっぱり大手企業に勤めてないと人間扱いされないのかな。
悲しくなる。こんなとき、日本語が通じないことをうらやましく思う。
余計な言葉は通訳しません。
女性の社会的地位、大企業じゃない会社で働く労働者等、
その他もろもろ(国の借金、中央銀行の株価買い支え等)、
なんかもう日本終わってるとしか思いないのですが。。。
誰がどんな収入でどう働いていようと、人に優しく、助け合いの
社会は、「もはや戦後ではない」と同時に日本から消えたのですかね。

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