今宵もほろ酔い気分で
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2005年04月05日(火) コロッケの唄

なかなか耳について離れないフレーズというものがありますが、最近の私のソレは「コロッケの唄」。
といってもスーパーでよく流れている「ころころコロッケ」の方ではなく「今日もコロッケ、明日もコロッケ〜♪」の方。
と言ってわかる人が何人いるんだろ

母がよく口ずさんでいたこの歌を娘がいたく気にいり覚えたい!といったことが発端で、それ以来教える母と教えられる娘が壊れたレコードのごとく同じフレーズを毎日毎日飽きもせず歌ってます。もういいってヾ(^^;

ところで、この歌って、誰がうたったんだっけ?
ということで、ネットで調べてみました。

ずいぶん昔からあるなぁと思っていたら、もともとは、大正6年、東京帝劇で上演された喜劇「ドッチャダンネ」の劇中で歌われたもので、コロッケもそれから有名になったそうです。それまでは洋風揚げ物の一種で当時一般庶民はあまり口にしなかったようです。

昭和に入ってから、五月みどりさんがこの歌を歌っているけど、そのころは家庭料理の人気メニューとなっていたのでいかにも庶民の生活をうたったようなイメージになってますね。

時代によって歌から受ける雰囲気も変わるんだなぁ。



大正7年
コロッケの唄
「カフェーの夜」より

益田太郎冠者 作詞/作曲

ランラララララララ ランランラン
ワイフ貰ってうれしかったが
いつも出てくるおかずはコロッケ
今日もコロッケ 明日もコロッケ
これじゃ年がら年中
(ウイー)コロッケ
アハハハアハハハ こりゃおかし

ランラララララララ ランランラン
亭主貰ってうれしかったが
いつもちょいと出りゃめったにゃ帰らない
今日も帰らない 明日も帰らない
これじゃ年がら年中
(アーッくやしい)留守居番
アハハハアハハハ こりゃおかし

ランラララララララ ランランラン
晦日近くに財布拾って
あけて見たらば金貨がざっくざく
株を買おうか地所を買おうか
思案最中に
(ハッハッハクション)目がさめた
アハハハアハハハ こりゃおかし

ランラララララララ ランランラン
英語覚えてわけも知らずに
ちょいと西洋人にアイラブユーといったら
急に抱きつき顔をなめられた
つけた白粉むらだらけ
アハハハアハハハ こりゃおかし

ランラララララララ ランランラン


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