長いお別れ
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2008年11月10日(月)

この日記にも以前書いたけど1年間近く10日に1回電話してくる友人がいた。
それがある日突然ぷっつりと止んだ。
電話代かかるかなかなと思っていたけど違ったみたい。
あまりにも連絡が途絶えがちになって私からも何回もかけたけど
いつも話中か留守電だった。
この前かけたとき彼女は歯を磨いている最中だった。
「後からかけなおして」って言われると思ったら彼女はそのまま話し始めた。
いかにも面倒と言う感じが電話線を伝って感じた。
私はなんだか呆然としてしまって「元気ならいい」と言って電話を切った。
頭をかすめたのは利用してもうどうでもいい存在になったんだなって事。
私なんかに頼らなくても活生きていけるって事、
彼女の傷はそれで癒えたのかもしれないけれど私はぽつんと置き去りにされた。
でももう私から電話はしない。しても空しいだけだもの。
かかってきても前のようには話せないだろう。
こんなことでへこむ私が弱いんだ。もっとしたたかに生きなきゃダメなんだ。
解ってるけどできない。できない自分が一番嫌い。


志乃 |MAIL

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