長いお別れ
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2002年08月17日(土)

今月の初めから、なんだか鬱がひどくなってた。
とにかく辛くて泣いて、寝逃げばかりしていた。
薬もなくなったのに医者にさえ行く気になれなかった。
毎日変わらない天井を見上げるだけだった。
誰かに助けを求める気にもなれなかった。
当然、お風呂にも入らないし洗濯もぎりぎりまでしない。
とにかく時間が過ぎるのを見守るだけだった。
それが一昨日あたりから急に楽になってきている。
何かが身体の中から抜け出ていった感じがしている。
実際に呼吸が楽にできるようになって、お通じも来た。
ここに越して来て初めて、昼間にカーテンを開けていられた。
笑わないで。私にとっては凄い快挙なんだこれって。
あれもこれもしちゃいけないって思ってた。そんな価値ないって思ってた。
これまで先生や友人が言ってくれた「無理しないでいい」という言葉。
その言葉の意味がやっと分かった気がしている。
私は病気で、治す為には必要な事がたくさんあって、その中には
娯楽や自分のことを大事にする時間もはいっているんだって。
こんな簡単な事さえ、難しく考えて一人になっていってた。
私は駄目なんだってどうしてだかそう思い込んでいた。
確かに駄目なところはたくさんある。問題だってある。
でも良いところだってあったじゃないかって、思い出した。
私には、今は私しかいないんだってことも思い出した。
だから自分を大切にしてあげようと思う。
大切にしなきゃいけないって思う。上手くできないかもしれないけど。
気付いたんだから、ここから始めよう。
きっとまた暗い気持ちが襲ってくると思うけど、そんな時は、
今日、ここに書いたことを思い出すようにしたいと思ってる。


志乃 |MAIL

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