長いお別れ
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10歳までに両親とも死亡、施設に入って兄と別れた。 その後、兄は4年ほど音信不通。 私が捜さなきゃ今ごろどうしてるかわからなかったんだろうな。 今にして思えば、何で捜したんだろう。寂しかったからかな。 逢ったところでまともに会話すらできないってわかってるのに。 で、今日気がついた事は、私は自分の人生を使って 兄に復讐しようとしているらしいという事。 死はどのような形でも残される人間はつらい。 つらいと知っていながら死にたいと考える。しかもそれは半分以上 兄に対するあてこすりなのだ。馬鹿だ本当に。
今日は卒業式だったらしい。私にも確かにそういう時期があって、 その頃の私は、多少気難しくて頑固だったが病気ではなかった。 と思っていたのは本人だけで、もうその頃から私の心の中では 病気の種は蒔かれていたのかもしれない。 長い長い年月をかけて育ってきて弾け飛んだと考えるのが正しいだろう。
全然関係無いけど、卒業式を迎えた方達、おめでとう。 小さな花束もって誇らしげな笑顔、なんか可愛いって思った。
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