十夜一夜...Marizo

 

 

さよなら、海商 - 2010年01月06日(水)

一時期、HDOメンバー御用達だった
銭函の海商が経営破たんですよ、だんな。


以下、1月5日12時3分配信 産経新聞より抜粋


「激安」をキャッチフレーズに、カニなど海産物の
テレビショッピングやネット通販を手がける
小樽シーフーズ海商(北海道小樽)が、経営悪化で
事業停止に追い込まれたことが5日、分かった。


同社は安値を前面に出す戦略で、テレビを使った積極的な宣伝活動などで、
札幌などにも顧客を拡大。バイキングレストランなども手がけ
2008年12月期の売上高は70億7900万円を計上した。

ネット通販でも「海商市場」のブランドで海産物の安売りを進めたが
主力商品であるカニやマグロの相場上昇などで経営が悪化。
設備投資費用も重なり、資金繰りが悪化していた。



銭函の本店を大きく綺麗に建て直したところで
やめておけば今でも存続していたのだろうか?


もちろん、勝算があって手を広げたのだろう。
原油が急騰し、そのコストが漁船を使って捕獲する
シーフード類の価格を押しあげたのだろう。
んでもって、それ以上にコストをかけ札幌市内に進出したお店が
思ったように利潤を上げられなかったのが
大きな痛手だったのだろう。


利潤が上がらなかった要因はもちろんたくさんあるだろうけれど
私が思うに、立地条件とか取り扱い商品とか広告戦略とか
そういうモロモロのもっと前の段階で













 『 バッタランド 』





この名前が駄目だろうと。








どういう意味をもってつけたのか知らないが
コストコや赤ちゃん本舗を真似たのか
会員制にしたのはまだ良しとしよう。



でも何故、店の名前が 『 バッタランド 』







イナゴランドではなくバッタランド。







偽ブランド商品のことを『バッタもの』と言うのは
北海道だけなのかしら?

タラバと偽ってアブラ蟹でも売っているのかしらと
邪推しらさるこの店名。






海商が駄目になったのは、この「バッタランド」っていう
ネーミングのせいだと思っているのは私だけじゃないと思う。




でも、残念だなぁ。
活気のある店内だったし
お店を覗くだけでも楽しかったのに。




さよなら、カニ。
さよなら、魚卵。
さよなら、海商。
Marizo


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