十夜一夜...Marizo

 

 

晩白袖、再び - 2009年01月17日(土)





新年会をかねて、昨年に引き続き
イーヨさん(仮名)から送られてきた晩白袖


今年は我侭のきく居酒屋に持ち込んで
一緒に送られてきた「上手な食べ方」が載っている
チラシとともにお店の方に一任。


そしたらば、こんなに食べやすくなって出てきた。







去年のあの「爪折れるかも」という悲壮感漂う
厚皮との格闘がまったくの過去となる。


あーすっごい食べた。
んですっごい美味しかった。

イーヨさん(仮名)ご馳走様でした!


ちなみに主役であるところの
北大路公子先生は風邪で病欠だった。
年明けから幸薄い感じの先生。

早くよくなりますように!


〜※〜※〜


実は二次会で行ったこのお店。
スリムド○ンで有名な高額納税者がオーナー。


お店の至るところに「人間だもの」っぽい
崩した筆字が掲げられている。
まぁ、まぁね。

人類みな兄弟だもの(←ちょっと違うけど)
だからこそ、食べ物持ち込んでも
嫌な顔一つせず、ちょちょっと
捌いてくれる融通の利くお店なんだろう。


しかし、しかし、
どうしても私にはふにおちないことがある。


最初のオーダーは(私も含め総勢7名)

・五代の梅酒ソーダ割りを一つ
・五代の梅酒ロックを一つ
・生ビール二つ
・芋焼酎のロックを一つ
・ジャスミン茶のホットを一つ
・ウイスキーのソーダ割りを一つ


暫くたってからお店の人が

「五代の梅酒が一杯分しかありません」と言ってきた。
そこで五代の梅酒ロックを別の梅酒ロックに変更。


そしてまた暫くたってお盆に飲み物満載で
持ってきたお店の人が言いました。

「ウイスキーがなかったので芋焼酎の水割りをお持ちしました」




・・・・・・・・。
・・・・・・・・。



私が頼んだの。

「ウイスキーのソーダ割り」



もちろん、これがメニューに載ってないなら仕方ない。
一次会で散々飲んでるし酔っ払ってないとは言わないが
メニューに載ってないものを頼むほど私だって傍若無人じゃないし。



でもさ、でもさ、梅酒は一杯分しかありませんって言いに来て
なぜウイスキーはありませんって言ってこない?



クドイようだけど


ウイスキーのソーダ割り
芋焼酎の水割り















いっこもあってないし






まぁね、まぁね、いいよいいよ。
それでもいいよ、大人だから。




んでね、まぁ飲めないこともないかと言って飲んでたんだけど
その後、「買って来ました!」と言って持ってきた。









「アーリーのソーダ割りです」
















アーリー?










えーっとさ、別に文句垂れババァじゃないから
飲むよ、飲むけどさ・・・・








これってウイスキーじゃなくてバーボンじゃん!







その後、お店の人がタンバリンを持ってやってきた。


「お客様のお誕生日のお祝いをするので
 ご協力をお願いしますっ!」



そしてまぁお約束的な歌と踊りのパフォーマンス。





帰りのタクシーの中で


「今日はシノちゃん(仮名)と先生がいなくて
 正解だったかも。二人はきっとテーブルひっくり
 返してたかもしれないなぁ」


と思っていた。




ちなみに店長っぽい人に「アーリーは
ウイスキーじゃなくてバーボンです」と言ったら









「僕、お酒飲まないんでわかんないんです。すいません」






と、言った。









いいよ、いいよ、人間だもの。



ちっ
Marizo

















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