十夜一夜...Marizo

 

 

言霊ならぬ、ネックレス霊 - 2008年08月18日(月)


私が常時、身につけているネックレスは
19歳の時、厄払いとして父と母が贈ってくれたものだ。
その2年後に父が亡くなったこともあって
なんというか形見のような(←ちょっと違うけど)気がして
肌身離さず身につけている。


そんな大事なネックレスを
今月初旬に外したっきり、どこにやったのか
見当たらなくなってしまった。


「ネックレスをしていない」と気がついたときに
すぐに探せば良かったものの
とても大事なものなのだから、まず捨てることはない。
「多分。どこかに絶対ある」という
得意の変な前向き思考のもと
実はあまり真剣に探していなかった。

あっという間に十日、二週間と日がたってしまい
何処で外したのかも、もう記憶に残っていなかった。


ネックレスは非常に細く華奢なものなので
例えば鞄の中に入っている使いかけのティッシュの中や
ブックカバーの中に潜り込んでいるかもしれない。
「真剣に鞄の中を探せば見つかるだろう」ぐらいの
余裕で過ごしていた矢先の携帯電話の紛失だった。


■◇


金曜日の夜、珍しく仕事が早上がりだった先輩と
よく行く居酒屋で飲んだ。
その後、タクシー移動していつものサニーへ。
そこで前回の日記の通り

飲んで(二人でアサヒスーパードライ缶(350ml)を10缶)
唄って(サニーのカラオケの機械が新しくなってたんだもん)
踊って(だってお客が私たちだけで家に帰ってからコアリズムしたくなかったんだもん)


四時間半ほどが経過し、既に時間は夜中の1時(←ばか)


そろそろ帰ろうとタクシーを呼ぼうと思ったら
携帯電話が綺麗さっぱり見当たらない。
鞄をひっくり返して探したけど・・・無い。


最初のお店の居酒屋かタクシーの中か
あとは道端に落っことしてきたか。


その場で居酒屋に連絡するもお店にはないと言う。


札幌駅前からすすきのまで乗ったタクシーは
どこの会社かも覚えていなかった(二人とも)


まぁ・・・正直・・・私。
携帯電話が無くても全然平気で生きていける人なので
それほど困ってもいなかったんだけど
今は仮住まいの身なので家電話がないわけだ。


そういう時に限って、頼んであった通販の不在通知が
ポストに入ってたりするわけだ。


携帯電話が無くても困らないけど
生活するにはとっても不便なことに気がついた。


どこに連絡するにも、とにかく休みあけだなと
気合を入れて起きた今日の朝。

何の気なしにいつも地下鉄のウィズユーカードを入れている
名刺入れみたいなものを横に振ってみると・・・・


「カシャ・・・カシャ・・・」と金属音がするではないか?











ああ、見つけた。












大事な大事なネックレス。














その瞬間



「ああ、携帯電話も出てくるな」と思った私。






◇■






うーん・・・・長々と書いといて何なんだけど
理解して頂けたかなぁ。

こういう時に筆力のなさを痛感するんだよねぇ。
しょんぼり



■◇




ということで、携帯電話は無事に手元に戻りました。
ご心配をおかけしました。グフ♪
Marizo


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