十夜一夜...Marizo

 

 

ピンチのあとにチャンス - 2006年01月05日(木)


今年の年末年始・・・と、いっても
31日の一泊だったのですが
家族水入らず、温泉での年越しでした。


『 翠蝶館 』


良かったですよ。とっても。
昨年6月にオープンしたばかりのお宿。



温泉旅館というよりは
リゾートホテルに近いコンセプトでしょう。
私達家族は三人だったので
普通の和室のお部屋だったのですが
全20室というこぢんまりした中に
「至れり尽くせり」が満載といった感じでした。


■◇


実は最初から年末年始は温泉に行こう!!と
思っていたわけではありませんでした。


年明けからローカルニュースでは
何度か取り上げられている
小樽に本社がある会社の「おせち」を
頼もうと思っていたのです。


ちょうど三人前だし
11月中に頼むと毛蟹がサービスでついてくるし
お重にお寿司に蟹で27000円だってさ!

いいんでない?いいんでない?


姉と二人で盛り上がってはいたのですが
たまたま見た雑誌に上記の温泉宿が
特集を組んでいてどうせなら
上げ膳据え膳で温泉に行こうよって事になったのです。



良かった。おせち頼まなくて(笑)



知らない方に説明しますと
この会社、年末から大々的に
新聞、雑誌などでおせちの広告を出したところ
昨今の「脱・デフレ」っていうんでしょうか。

皆さん。冬のボーナス良かったのかしら。

ともかくものすごい数の注文が殺到してしまい
生産&出荷のキャパを大きく超えたため
2000食のおせちが未配達になってしまったんだって。


冷凍なので解凍する時間を見越して
30日までに配達しなければいけないおせち。
道外の注文を優先したため
未配達は道内、主に札幌市内に集中してしまったらしい。


危なく我が家も正月そうそうから
ひもじい思いをするところでありました(笑)


◇■


もちろん被害者面して(←実際被害にあってないし)
この会社を糾弾しようなんて事は
サラサラ思っていません。


確かに経営者に危機管理能力が
欠けていたかも知れない。
末端の社員に至るまで
人生最悪のお正月になったかもしれない。


でも・・・なんとか立ち直って欲しいなぁ。

この会社が経営している
小樽にあるレストランには
若いころから何度か足を運んでいます。
トンネルの手前を右に曲がり
ログ調(その当時)のレストランで
海を見ながら美味しい食事をしました。


陳腐な言葉だけれど
ピンチのあとにチャンスあり。


頑張れ!! ふうどりーむず!!
Marizo













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