カタルシス
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2006年12月05日(火)  赤い衝撃 

年最後のグルタミンライブ 2度目の新宿『紅布-red cloth-』です
出番が遅めだったこともあり 無理矢理都合をつけて退社 一路東新宿を目指しました
少し前もって着くように動いて 出番合わせて来るという友人を待つ間 交差点マックで夕飯の腹づもりです 店自体は空いていたのですぐに注文をして上の客席に上がろうとしたら

「ポテトが今揚げている最中なので3分ほどお時間いただきます お席までお持ちしますので番号札をお持ち下さい」

と飲み物のポタージュとトマトグリルバーガーのみを乗せたトレーに 番号プレートを添えて渡されました
店員の言葉に従い階段を上がった私は 交差点を望む窓に面したカウンター席の1つに座って一息ついた
ポタージュを啜りながらバーガーの包みを開くと レタスのわっさわさ加減がちょっと笑えました 随分豪気な分量で挟んでいるなぁと思ってパクついたのですが 一口食べて「?」 包みを更に開いてバンズをめくってみる レタスの影にはマヨネーズまみれのハンバーグが見えているね… ハンバーグもめくってみようか? 下のバンズが出てきたね… えーっと…
おもむろにレシートを確認 小さな紙片にはハッキリと「トマトグリルバーガー」と打ち込まれています




…トマトなくねぇ?




一口かじったバーガーを包み直してレシートを手にすると 苦笑いのままに階段を降りました
カウンターへ近づいたら 私の姿を見つけるなり「ポテトもうすぐですので!」と店員の女の子 そういやポテトも3分と言いつつまだ来てなかったなぁ いや それよりもっと笑えるミスだよこっちは(^^;)

「いえいえ ポテトではなくてこれなんですけどね」
手にした包みとレシートを差し出して

「トマトが入っていないみたいなんですが(苦笑)」
「それは大変失礼しました!!」
女の子はすぐに後ろに向かって
「店長ッ トマトグリルにトマトが入ってなかったそうです!」
とご報告

奥からは「トマト了解〜」みたいな返事が聞こえたと思いましたが ポテトを揚げている真っ最中なので顔をこっちには向けませんでした やり取りというか その場の雰囲気から“店長”と呼ばれた人がバーガーを作ったんだろうなと推測 だって女の子は接客してくれてたし その間厨房にいたのはあの人っぽかったしね
女の子は2人いて 片方は日本語のイントネーションが微妙な感じでネームプレートには韓国姓が書かれてまして もう一人の女の子は手際良くいそいそ立ち回りながら 韓国っ子にレジの打ち方等を教えたりしていたので 見習いさんと指導係さんだったんでしょうな 奥では店長が慣れない製造作業をしていたとか そんな状況でしょうか 店長が実践で役に立たないという話はどこでも聞く類のものですしね〜 ははは

「一口囓っちゃってますけど」
と言ってバーガーの包みを差し出したら
「すぐに新しいものをお持ちしますので 席でお待ちください」
と包みを引き上げながら 再び上階で待っていろと促された まぁいいですけどね 一応時間はありますから

席に戻っても口をつけられるのは飲みかけのポタージュのみなので 何となく荷物整理だのメールの確認だのでその場を誤魔化してみましたが すぐに来ると思っていたものはなかなか来てくれず いよいよ時間が差し迫ってきてしまったので どうしたもんだろう(汗)と思い出した頃に ようやくポテトとバーガーが到着
待ってました!とばかりに急いで食べようにも デキたての熱々なのでなかなか思うように食べ進むことができず にわかに焦ってきましたよ(大汗) とにかく黙々と食べるだけ食べて 友人が着くといった時間までには何とか表の交差点に飛び出しました

交差点からライブハウスまでは真っ直ぐだし 前回行っているから解るだろうと思っていたんですが 友人は「自信がないからこの前のところで待ち合わせて一緒に行こう」と言ってきたので その場所で待つこと数分… もう着いてるはずの時間なんだけど なんで来ないのかな? そろそろ出番の時間になっちゃうよぅ・。と思ってメールをしてみたら

「ハコの前にいます 寒いからもう中に入ろうかな」

という返信が来て我が目を疑いました
ええ?なんで先に行ってんの?? つか 寒いのはこっちも同じだよ〜ッ 場所が解るんだったらお互い中で合流すれば済む事だったじゃーん・。
マックの窓から外を見つめていたつもりでしたが 彼女が通り過ぎたことに気づかなかったようで お互いすれ違いの人待ちをしていたみたいです 寒風吹きすさぶ中の10分は結構キツかったですよ…

「え!私交差点で待ってました… 会場着いてるんだったらすぐにそっち行きます 寒いですから先入って手ください」
と返して走り出しました 既に出番の時間もギリギリになっています ああん(泣)

駆け込んだら前のバンドが最後の曲を演奏しているところでした 変に走って汗かいてしまったので上着を脱いで腕にぐるぐると巻き付け待機 演奏が終わってグルタミンのセッティングが始まったのを横目で見ながらドリンクカウンターでチケットを飲み物に交換〜 前回はチェリーコークを頼みましたが 今回はチョコレートリキュールのミルク割りをセレクトです 甘いカクテルの揃いがいいのでついつい頼んでしまうのですよ紅布(ちなみにライブハウスには珍しく生ビールを扱っていてドリンクチケットでもジョッキが飲めてしまう豪気なハコ)

前回に引き続き豪さんはスーツ姿で 立ち位置も向かって左にG・右にBが定位置になったみたい 演奏は相変わらずカッコ良く 全体的な流れが良かったというか曲構成がイイ感じでした!大好きな『終わりなき世界』を久々に聴けたし きちっと締めてくれたなーって感じ♪
ここ3年くらいは年末ギリギリまでライブをしていて 何となく年の瀬=グルタミンなイメージがあったんですが さすがに今年は年末年始を家族行事にあてたみたいです(笑) まぁね 2歳児の父と 今年生まれたばかりの赤ちゃんの父は 嫁さん子供を連れて里帰りとかもしたいでしょうからね
今後も息長く活動をしてもらうにはご家族を味方にしてもらわなくちゃ!ですわv

2006年お疲れさまでした また来年も カッコイイライブを期待していまっす☆
 

『赤い衝撃』1976〜1977年/日本

 


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