カタルシス
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13時に竹橋で待ち合わせて国立公文書館で開催中の『明治宰相列伝』展を観に行く
⇒●国立公文書館 『明治宰相列伝』
文書の展示がメインだろうから 大して時間はかからないだろうとタカをくくっていたら さすがは国立イヤホンガイドが無料貸出していたので興味半分で借りてみたら これがまぁ随分なボリュームで! 展示物だけでは分からないことや補足説明が結構充実していたので 1ブース1ブース聞き入っていたら思いの外時間がかかってしまった 実は今日は分刻みで予定を詰めていたので 内心ヒヤヒヤものだったりする
それでも見始めてしまったものを切り上げる意思の強さもなく 最後まで見て聞いて 大急ぎで次の場所へと移動した
竹橋 ↓(メトロ東西線〜銀座線) 新橋
15時半に新橋でもう一人の友人と会う予定があったので 14時半に新橋着の予定を立てていたのだが 展示に時間を取られて15時の着になった それでも約束までには間に合ったのでとりあえずよしとする 私も友人も食事をしていなかったので約束の前に何か腹に入れておこうという時間が 短くなってしまったという程度か
駅の地下レストラン街のパブに腰を落ち着け 友人と合流する前にある程度食べてしまおうと思っていたら 予定を繰り上げて到着したらしい相手から連絡が入り 落ち着く間もなくお迎えにあがる 待ち合わせの場所と店は目と鼻の先だったので 友人を拾って店まで戻り 我々は食事のつづき 相手はティータイムに突入
更に次の予定が差し迫っていたのでお互いの用事を速やかに済ましてから 余った時間で歓談となった 用事というのはチケットの引渡しで e+の会員が1人1公演しか申し込むことができない3Daysある公演のチケットを 1公演を私が 1公演を別の友人が そして3公演目を愛知在住の友人に代理申込みしてもらっていたのだった 皆コブクロつながりの友人で その問題の公演というのもコブクロの関東公演という訳
愛知に住む彼女は今回の公演には不参加なので 事前にチケットの清算をしておかねばならない 気安く会える相手ではないのでスケジュールが合わなければお互いチケットと代金を送り合うことになったのだが 今回たまたま彼女が上京する用があるというので急遽会うことになった それが今日だったという寸法だ
相手には今日のスケジュールを伝えてあるので 時間になったら切り上げて退散することは難しくない チケットと代金のやり取りを済ませたあとは その時間まで3人で喋り倒して時間とともに慌しく解散となった 遠くから来てくれてるのに申し訳ない気もしたが仕方ない
新橋 ↓(都営浅草線) 東銀座
大急ぎで新橋演舞場へ向かった 今日は『獅童流 森の石松』を見ることになっている 劇場ではまた一人別の友人と合流することになっていて 今回のチケット手配は彼女の手によるものだ 目当ては3人揃って客演している橋本じゅん氏や八十田勇一氏で ぶっちゃけ獅童くんは添え物的感覚でしか見ていない いや 見れるものなら楽しむけれどもメインではないよって話
⇒●e+ Theatrix! 『森の石松』
実は今回はそんなに無理して観なくてもいいかなーと思っていたのだが 友人が職場のツテで割引席が取れるかも知れないというので 席の良し悪しはこの際求めないことにして 割引で見られるものなら是非お願いします と彼女に頼って手に入れたチケットだった 席は1階の最後列と確かに振るわぬ席ではあったものの そんなの端から承知の上なのでオペラグラス持参で臨んだ
獅童くんは例の飲酒運転のあと ほとんどの仕事を自粛する中 唯一この舞台だけは予定通りの出演をした というか 主演だし舞台だしで降りるに降りられなかったのが実情だと思うが まぁいつまでも隠れているわけには行かないだろうし 良い舞台を魅せてくれれば世間様の評価も少しは上がるかも知れないので頑張って欲しいところ
石松は腕が立ち人情味あふれる人柄だが 酒好きが高じて陥れられ 遂には命をも落としてしまうキャラクター 獅童くんまでそんな悲劇に見舞われぬよう祈りたい
⇒●新橋演舞場10月公演「獅童流 森の石松」について
【あらすじ】新進演出家の石井は、「森の石松」の演出中。しかし、舞台稽古が思いのままにならず、苛立ちの日々を送っていた。ある日の夜、突然の雷に撃たれ、気を失ってしまう。呼ばれる声を耳にして、石井が起き上がると、そこは清水港の浜辺。“石さん”と呼ばれている自分は、どうやら“森の石松”になったらしいことに気付いた。そういえば、頭にもマゲが……。「自分は演出家の石井」だと周囲に主張して暴れる石井だったが、受け入れられず、石松=石井は、親分の次郎長から、金比羅代参を命じられ、旅に出ることになるのだが……。(e+ Theatrix!より)
えっとー・・・ そんなに期待していたつもりはなかったんだけど どうにも間延び感がー・・・ 肩こった(苦笑) とはいえ 本公演は3日にスタートしたばかりだから まだこなれてないのは仕方がないことと 諦めるしかないのかな 先日の赤ブーツといい やはり舞台は公演期間終盤の方が完成度合い高いんだな!と 当たり前のようでなかなか実感することがなかった事実に 今回激しく納得してしまった みんな頑張ってるのは判るけど 空回り〜な感じがしてちょっと辛かったス
話の筋書き自体はそう悪いものではないと思ったものの オチがありがち過ぎてちょっと萎えた もっと奇想天外な展開は・・・ 無理言いないなってな(苦笑)そんなもん私にだって考えつかないもんさ 他人に要求したって無茶だわな でも 読めちゃうオチは面白くないよ もっと捻ってくるか いっそ単純明快ストレートにしちゃってくれ その方がスッキリ観られるから
役者寄り感想
獅童くん・・・スゲェ頑張ってる でもやや空回り感あり 後半の立ち回りは圧巻 じゅんさん・・・出番少ない!少ないったら少ない!!(消化不良) 八十ちん・・・大政良かった〜!やっぱりもっと出て欲しかったけど オイシイとこは抑えてて◎ 高橋和也・・・意外に一番の大穴だったかも・・・ 現代キャラはそうでもなかったけど時代劇に切り替わった途端魅力爆発 時代劇メインになったらいい!絶対いい!! 高岡早紀・・・影が薄かったじょ!可愛かったしもっと出て欲しかった というか全体的に女性が目立たない舞台だったなぁ 笹野高史・・・よく見るオッチャンだけど この人名脇役と思う 何気に見かける度に「好きだ・・・」と思う役者さん 吉田日出子・・・舞台にはこういう役どころが欠かせない 素敵なおば様万歳! ベンガル・・・歌上手いし憎めない都鳥親分も悪くなかったんだけどね・・・ すんごく眠くなった場面があった 申し訳なし・。
こんな感じかな つまらなくはなかったけど 特別面白くも感じなかった ごめん 次の機会があったら公演は終盤の方を狙うとするよ・・・
『ミサイル珍道中』1962年/イギリス
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