カタルシス
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友人に誘われたLIPNITZのワンマンライブの日
19時の開演に間に合うようにと定時で退社し イソイソと渋谷の街をすりぬけ歩きます 今日の会場はO-Crestだったので マークシティを通り抜けて道玄坂の上の交差点まで出て そこからON-AIR界隈へ紛れ込みました
坂の上の方から下っていく道順になったので 左右に点在するライブハウスの各看板を眺めながら West見てふーん Duo見てへぇ〜 East見て…え
『MEW』? って確か・・・
新潟在住のマイミク(mixiのお友達)さんが行くって言ってたライブだ!!
今 こ こ に い ん の ?! (汗)
とか何とか一人で慌ててみましたが 個人的な連絡先なんて知らないし 自分 Tu-Kaな所為か携帯からmixiへの書込みができないし(日記も写真日記しかあげられない)連絡取る術がありませんでしたorz(苦笑)
実はこの方 ここのサイトを立ち上げたばかりの頃 日記を見てメッセージ下さった方なんですよ 当時彼女は大学の寮生で ノーマンつながりで少しの間やり取りさせていただいてました その後音信不通となっていたのが mixi参加時にノーマンのコミュニティを見ていて そのときと同じNHで登録なさっていたのを発見 プロフィールを見たらどうもあのときの彼女のようだったので 思い切ってメッセージを送ってみたのが再会の瞬間です
おおお なんだか色々と偶然の出会いが多い人なんだなぁ・・・(学生の時の住所なんか隣市でしたもんね ビックリしたさ) 大学を無事ご卒業なさって 就職して今は地元にいらっしゃる それが「休暇を取って東京までライブに行きます」と日記に書かれてらしたので どこ行くんだろうなーとは思ってたんですが まさか今自分がいるこの場だったとは!
ちなみにCrestはこのEastと同じ建物の 上の階にあります 客として出入りする分にはつながっていない2つの会場ですが これ以上ない距離のニアミスでした
新潟から上京中なのにこんな目と鼻の先ですれ違うなんて 勿体無いな〜
瞬間的に走馬灯を回しましたが ハッと我に返り再び急ぎ足に イカンイカン 開演ギリギリだったんだ(汗) Crestまでは階段をグルグル沢山上らねばなりません そこで走りたくないのでサクサク移動 早歩き
会場に着くと ぎゅうぎゅうでないにしろ客席はほぼ埋まっていて 奥の方に友人達がかたまっているのが見えました 手を振りながら合流すると 「イッシー来てるよホラあそこ」 と友人の促す先に 元カレイドスコープのVo.石田匠氏が 事務所?だかが同じらしいです あとはエンリケさんがこのバンドさんをバックアップしているとか言ってましたが エンリケさんが誰だかわからなかった(苦笑)元BARBEE BOYSのベースさんだってさ ごめん僕BARBEE BOYSは時代じゃない かろうじて杏子はわかるけど・・・(汗)
そうこうしていると 入口に見慣れた長身の白いハンチング帽が現れました 一人ソッコーで気づいてしまった私は 今日のこのライブに誘ってくれた友人の腕をツンツンして
「春山さん来たよ」と耳打ちしてあげました
聞いた途端にビックリして 喜びに血相を変えて 「お礼に行ってくる!!」と彼の元へ走り去ってしまった彼女 その後ろ姿を眩しく見送るアタシ(笑)
それにしても意外でした 結局Bahahaで来てくれたのは春山さんだけだったみたい しかもちゃんと開演時間に間に合っています 素晴らしいね
LIPNITZはドラム ピアノVo. 女の子ベース という3ピースで 友人がご執心なのがP&Vo.の三村さんです この彼がBahahaのことを一目おいていてくれて 今日もメンバーが来た際には「招待客」として入れてくれると約束してくれた人です フロントマンなのに控え目な雰囲気というか 内向的な感じの人でした ナイーブな声で歌いあげる系 歌詞も女性的な印象でした(女性視点って意味じゃないよ そんなのもあったけど)
そしてここはベースの女の子がウマ可愛いの チョコチョコ飛び跳ねる元気っ子で 以前別アーティストのサポートでベース弾いているのをたまたま見たことがありまして そのとき「女の子なのに上手なベースだなぁ」と感心したので記憶に残っていたので 後日「あのときサポートしてた子だよ」と言われたときも すぐに思い出せました そうか あの彼女はこのバンドのメンバーさんだったのか
ステージに向かって右隅の方で見ていた私の位置からはドラムのお兄さんが見えなかったのですが 彼の固定ファンもいるような人気者なんだそうです そうなのか でも全然見えなかったな…
楽曲的にはほぼラブソング 切ない系が多かったかな あとは自己啓発というか 内側向かったコワ目の詞なんかもあったように思いましたが 何分初聴きなもんでちゃんと耳に残ったのはそんな印象くらいでした
アンコールの前にササッとお手洗いに行ったのですが その時点で春山さんの姿はなく 「ああ帰っちゃいましたか」とチト残念に思いました もし帰る前に会えたら「本当に来てエラい!」って褒めてあげようと思ってたんでね まぁ私が褒めることでもないので会えなかったのは幸いだったかも知れませんが
全プログラム終了後 ロビーのところで友人達と立ち話をしていたら 楽屋から三村さんたちが出てきてお客さん相手に挨拶して回っていたので 友人が 「Bahahaの春山さん来てくれてたよ〜」と嬉しそうに報告をしたら 「ごめん!俺受付に言うの忘れてた!!」とたたみ返され 一同絶句
ええ〜〜〜〜ッ ウソーーーッ?!(衝撃)
中でも友人のショック度合いは大きく 三村さんに抗議しながらその場で打ちひしがれていました だってそれは つまり 折角来てくれた春山さんが受付「招待客」を名乗っても「招待」扱いになっていなかったということですから… 「招待にしてくれるって」と言って誘った友人の面目が潰れただけでなく もしかしたらお金払って入って来たのかもしれないわけじゃない春山さん
「Bahaha Orchestra の春山です」 「は?」 「名前ないですか?」 「ありませんね」 「…おいくらでしょう」
とかって状況があったかも知れないわけで!!
「わーん!さっき会ったとき言ってくれれば良かったのに〜〜 知らずに浮かれちゃてたよ〜・。」と友人 「いや 春山さんは自分からそういうこと言う人じゃないでしょ…」てのが皆の意見
「次会ったらちゃんと入れた?って訊かなくちゃ!」と友人 「“うん大丈夫だった”とか言いそうじゃない?払ったとか払わなかったとかは明言をしないような気が…」と皆 「うあああ〜… そんな気がする・。」再びヘコむ友人
その後 友人らと総勢6人でゴハンを食べにファミレスに入ったのですが ずっと友人はふさぎ込んでました 「せっかくずっと楽しみにしていたLIPNITZのワンマンだったのに 楽しかったのに 今は単純に浮かれられない(泣)」 皆事情が解っているだけに慰めの言葉がうまく見つからず「気にするな!」とか「大丈夫だったかも知れないじゃん!」「次春山さんに会ったときたくさんお礼言っておけばいいよ!」とか何とか 気休めにしかならなかったであろう励ましをしつづけていたのでした
こりゃ微妙な夜になっちまいましたな〜(^^;)ゞ
微妙ついでにこのファミレスの会計時 終電の早い人から離脱だったため 各自で代金を置いて帰ったので小銭が集まってしまい 最終的に支払いの際 この小銭があらかた片づくようにと皆で数えて レシートの下の桁に合わせておいたのですが 支払い代表になった友人 小銭と万札を出すつもりで 間違えて5千円札を出したらしく 「7千***円なんですけど」とレジの子に言われ 5千円を引っ込めて1万円を出したら その1万円だけを引っ込めて7千いくらだかを差し引いたおつりを寄越された
我々は少し離れたところで上着を着たりなんだりしていたので その事態に気づいていなかったのですが 会計を済ませた友人の手に 消えているハズの小銭が量を増して握られていたので 「どうしたのそれ?!」と尋ねたら 事情を説明されて一同「ええ!何だそりゃ?!」と驚愕
私だったら容赦なく小銭つき返してますけども 後ろに並んでいる客がいたので言いだしづらかったとのこと 気持ちは解るけど そんなん無視しても店員に抗議するべきだよ 頭が悪いのか性格が悪いのか 注文の時にも慇懃無礼というか愛想の悪い店員で 気持ち良く思っていなかった女の子だったので 余計ムカッ腹が立ちましたが 小銭を押し付けられた友人が
もうこの店には二度と来ない!
と怒り心頭だったので 敢えてそれ以上は触れずにおきました しかしあの小銭 財布に入りきらなかったんじゃないのかなぁ… 使うまでどうしてたんだろう(苦笑)
『驚天動地』1918年/アメリカ
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