カタルシス
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2005年11月02日(水)  シネマジック 

翌日休日の水曜日だったので単館の上レイトショーのみで公開中の『イエスタデイ、ワンスモア』をレディースデー価格で劇場鑑賞 アンディ・ラウとサミー・チェンのラブコメ?ですかね

職場を早めに出れたので池袋東武で買い物をしようとしたら まんまと迷子になりました デカ過ぎる百貨店はキライです・。
ショーツブーツが欲しくて靴屋を巡っていたら いい感じのがあったので試し履きしてみたわけなんですが どうも圧迫感が否めないし 指の付け根で幅がキツイとか難点が残ってしまったのでした でも形綺麗だし欲しいなー 欲しいなー と思っていて 一人考え込んでいたら店員さんに付かれてしまいまして 違うタイプもあるというので持って来てもらったり 革だから少しなら延ばせますと言われて 段々その気になってきた

でも靴って足痛いと履かなくなるじゃん? 額的には2万弱なんで本皮の靴にしてみれば高くない方ですが 庶民感覚では安くない買い物になるわけで

散々迷って色々試してみた結果 誘惑に負けて購入してしまいました・・・
あああ 絶対そのうち履かなくなる でも綺麗 欲しい チクショー〜〜〜

気がつけば映画の時間が迫っています 事前に整理番号は貰っていましたが 開場の時間には戻れなさそうな気配 店員さんを急かしつつ友人に連絡「先入っててください!」
まぁ満員になるってことはないでしょう キャパ160人なのに私が貰った番号45番でしたから(苦笑)

商品をまとめてもらって一目散に映画館を目指しました 東武の広さを恨んだ2度目の瞬間 ギリッ

案の定開場には間に合わず場内で友人を探して合流 100人は入ってたのかなぁ?くれぐれも翌日が休みの水曜日の話ですからね〜 この時間でしか上映してない作品ですからね〜〜 ウフフ(自虐)

そんなわけで鑑賞 『イエスタディ、ワンスモア』

【あらすじ】
頭脳明晰・容姿端麗・家柄も社会的地位も兼ね備えた理想の夫婦が、実は泥棒カップルだった!息もぴったりなおしどり夫婦だったハズの2人は ある日夫の宣言により突然離婚してしまう。とってつけたような理由に納得のいかない妻だったが、2年後、富豪青年の求婚を受けその家宝目当てで婚約を発表。しかし、結納代わりの家宝が盗まれ、その裏にチラつく音信不通だった元夫の影を追いかけることに。
家宝を取り返したい、それ以上に離婚の本当の理由を訊き正したい。元妻は複雑な想いを胸に彼の背中を追うのだった。


アンディ・ラウ サミー・チェン主演のラブストーリー?
ラブストーリーというにはコミカルですが コメディというには切ないオチ ラブコメとくくってしまうには駆け引きの絶妙さが小粋でインテリです
でも結局端々が香港風味なのでどうしても馬鹿っぽく見えてしまうのが「穴」というか「味」というか(笑)

テンポ良かったし 根底にあるのは「一途」だとか「純粋」といった美しいものの代表みたいなテーマだったのでロマンチストにはもってこいかも知れません 逆に そういうのを鼻で嗤ってしまう人には陳腐な夢物語に見えると思います 所詮は映画ですから 端から作り物だと思って見ている私には 嫌悪感なく見られる善良な映画に見えました

監督のジョニー・トー、手がけた作品を見てみたら29本中7本見てました 別にそうと意識して見たわけじゃないですが ちなみにうち4本はアンディ主演 これはちょっと狙ってる部分あり でも一番好きなのは『ザ・ミッション 非情の掟』なの。これ初めて見たとき ちょっとマジシビれきたもん ちなみにアンディは出てきません(笑)

『Needing You』『ターンレフト・ターンライト』辺りは今回の作品と同系統の あり得ない偶然・展開のハートフル・ラブコメディ
『ザ・ミッション〜』『暗戦 デッドエンド』『フルタイム・キラー』なんかは黒社会で戦う男たちの美学を描こうとしている系(ときどき失敗)
残りは割と内容ハチャメチャ系だと思う(『マッスル・モンク』『ワンダーガールズ東方三侠』とか)

何にしても 人と人の絡みや言葉や頭脳での駆け引きを描くのが得意な人みたいです その部分においてはどの作品も秀逸だと言えるんじゃないかな?まぁ 他には触れないという大前提の元ですが
ちなみに 私はその「かけひき」が面白いと思えたので この人嫌いじゃありません 毎回ツメが甘いのが勿体ないとこなんですけどねー 無間道まであと2・3歩!

閑 話 休 題

本題から反れ過ぎました『イエスタデイ、ワンスモア』ですよ ワンスモア
頭脳派の2人 全てにおいて決め事・競い事はゲームの勝敗によって決定させるという小洒落たスタンスを旨としていて 知能指数高そうなルールゲームと2人の掛け合いが面白かったです 全般に漂う軽快な展開と所々に差し込まれた笑いの伏線は絶妙だったと思います 笑いを取る方法が香港風なのが微妙な気がしますが 香港映画好きだったらちゃんと笑ってくれるでしょう(そこが微妙なんだっつの)

隠れキャラ?にラム・カートン(『無間道』シリーズ、『ベルベット・レイン』に出演)富豪青年の母親は香港版・加賀まりこといった風情でなかなか笑えます そしてその富豪息子役のカール・ンは洋混血な貌に見えましたが プロフィール調べたらリチャード・ンの息子だって!言われてみたら似てるわー(笑)面長なところとかソックリ!リチャードも若い頃はハンサムさんだったのかな?
※周星馳とのタッグで有名なン・マンタッも英名がリチャードですが彼とは別人

何だか今年はアンディ見てばっかですな(^^;)ゞ

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帰宅後『デッド・ゾーン』『Just Your Luck』を一人で鑑賞
明日会う友達に貸し出す予定なので 目を通しておかねばという使命感によるものでしたが 深夜に及んだにも関わらず存外面白がって見られてしまいました(笑)

どちらもショーン・パトリック・フラナリーが出演している作品です
『デッド・ゾーン』は最近CXで放映されたTVドラマを録画してもらったもので字幕付き 製作は2002年
『Just Your Luck』はネットオークションで安価落札できた正規VHSですが洋版しか存在しないので字幕はありません こちら1996年作品

年とったショーンと若々しいショーンが一度に楽しめてしまいました(爆笑)
『デッド・ゾーン』は番組的には面白い内容でしたがショーンの役は外面の良い政治家で大統領候補 あんなのが米国大統領になった日にゃ主人公でなくたって世界の破滅をイメージするわい!
困ったことにつづきがないそうです メッチャ話途中やんかいさ〜〜〜・。

『Just Your Luck』はとあるデリに居合わせた身の上多様な数人が大金の当たった宝くじを巡って大騒動!ってな話 ・・・だと思う(おい)
ショーンはどうも弁護士の役らしいですがあまりそんな感じには見えませんでした ただ 人が死んでるかも知れないってのにいつまでももの食ってたり 生死を確かめるときにもフォーク持ったままで口モグモグさせてるしで かなりふざけた感覚の持ち主らしい そして悪者に飛びかかろうとして逆に食らったパンチ一発で気絶しちゃうオチャメさんでした☆
いやはや96年作品なだけあってピチピチで若い!かわいい! 役柄がどんなでも 映画のオチがあんなでも ピチピチのショーンは一見の価値ありです 笑えます(え!)

そんなこんなで 明日の貸出しは無事にできそうです 彼女たちがこれを見てどんな反応をくれるのかが楽しみ〜v(笑)
 

『シネマジック』1985年/アメリカ

 


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