カタルシス
DiaryINDEX|past|will
2005年06月16日(木) |
明かりを消して 何も見えなくして |
|
弟の誕生日だったので昼に1本メールなど 今回特にプレゼント等用意してございません 「ご馳走なので来ませんか」と本家に誘われましたが ライブだったので丁重にお断りして仕事後は雨の中下北沢へ直行です
本日の会場は初めての場所だったので 行き着けるかちょっと不安があったのですが 一足先に下北入りしていた友人が「場所確認したよ」と連絡をくれたので 出番の時間になるまで近辺のダイナーズで軽くお食事
時間に合わせて移動を始めたら ものすごく解りづらいところだったので「よく見つけたね!」と友人に感謝を述べる 自力だったらしばらくウロついたに違いない もそっとちゃんと看板とか出してよ つか その前にサイトの案内地図にもっと目印を入れて下さい
『Daizy Bar』というのが今日のハコ 初めて聞いたし最近できたのかな?の割にはくたびれた印象がなきにしもあらず… 以前は別の私設として使われてたとか そういう類のスペースなのかも知れません ⇒●Daizy Bar
中に入るとお目当ての1人前の歌い手さんが熱唱中でした まだ来ていない友人が迷わず来られるようにと 道順をこまこま説明したメールで「押してるからまだ間に合うよー頑張れ!」とエールを送っておきました あとは野となれ山となれ
本日のお目当ては マイ・スウィート春山氏(言うだけならタダ/笑)のソロでございます ここんとこライブがなかったので久々に顔が見られて声が聴けて嬉しいよーぅv
なんとか出番までに友人や主要な常連客は集まったようで 狭い場内はキュウキュウしていました 後方でしたがマイクの真正面に立って見ていたので 視線が正面を向くと目が合った気分になれて擬似キックオフ(古) 湿気で広がり気味の天然パーマも ラフというよりはダレた感じで着ていたシャツも 春山さんならいいんです それすらも可愛いとか思って見てる自分は病んでいますか そうか
今日はアコースティックギターを使ってのアコソロだったので 懐かしき黒アコギの登場に無条件興奮 あのギター好きなんです あのギター弾いて歌う春山さんが好きなんです くわ スプリングベルがまた見たい!(突然後ろ向き)
「普段はバンドで明るい曲とかもするんですが 僕のソロは暗いです」 みたいなことを何度も言ってまして 1発目にもって来たのが
『犬の夢』でした
うわー これまた久々に聴いたぁ〜!
『化石のサイドボード』『野生の馬』『夜行列車』『Let's go Summer Days』『I'm watching now Television』『鳥』 だったかな?順番もあやふやですけど こんなセレクションでした
「暗い」「暗い」言っていたので どんなセットリストを用意しているんだろうと思ってましたが 存外普通だったのでホッとしたというか何と言うか レッツゴーも入っちゃってたから「暗い」イメージはそんななかったと思うんですけどね うん
私に言わせると犬もサイドボードも馬も鳥も 静かな部類の曲だとは思うけど別に暗くないよ? 今日演ったなかじゃ「暗い」に当てはまるのはTVだけじゃないですかね
「キツい坂道を上りきったとしても キツい坂道を転げ落ちるだけ」とか 「命を削って歌を書きました 生き様抱えてウロウロしてみた だけどベランダの洗濯物がカタカタなっているだけ」とかは 初めて聴いた時“でたー!春山節(^^;)”と思いましたもんね(苦笑)
私が春山さんの「暗い曲」で思い浮かべるのは『空想の荒野』とか『天使が死んだ』とかですよ ありゃ聴いてて痛くなるから困ります
よく暗いと言われる『今週水曜日は雨だってさ』も歌い上げるから切なくなるんであって 曲自体はそうそう暗いものじゃないと思うのですが まぁ某様曰くの“春山調恨み節”というのは言いえて妙な表現だと思います 確かにその辺が彼の醍醐味なのかも知れません もちろん Bahaha Orchestraやバイクメンでのアップテンポな曲も彼の持ち味の一つでしょうけどね
最後に出演者全員でセッションがあると聞いていましたが ちょっと早く帰りたかったのでトリのポンティアックを1曲だけ聴いて会場を後にしました その際友人に貸すつもりだった本を渡しそびれ 彼女を場内に見つけはしたものの 現在演奏中のステージ真ん前に座っていたので 人の列を掻き分けて「本だけ渡して帰る」なんて非道なことができかねて しばらく声をかける隙をうかがってみましたが 結局無理と諦めて扉を抜けて来てしまいました
階段を上がると春山さん本人とお客さんとして来ていたオカッチさんと ハーミッツの石井さんと ファンの子が3人くらいたむろしていたので お疲れ様と声をかけ2・3言会話をしましたが 「俺セッションがあるから戻るね」と春山さんはすぐに退場 残されたメンバーでしばらく歓談をつづける中で 次回Bahahaのライブ会場も行ったことがない初めての場所だったので 皆でオカッチさんを囲んで質問攻めにしたら「いっぺんに喋らない!」と叱られました(^^;)ゞ
そんじゃそろそろ我々は〜 と退散宣言をしたときに ふと思い当たってオカッチさんに「最後までいる?」と声をかけたら「いるよ」と言うので
「じゃあじゃあ これ預かってもらえません?」と友人に渡せなかったことを説明して本を押し付け 「いいよ OK OK」と気の良い返事をくれたオカッチさんに よくよくお礼を言って友人への橋渡しを頼んできたのでした
本当良い人だよ 好きだよオカッチ! 春山さんの次くらいだけど(おい) 心から感謝しておりまっす!
『I'm watching now Television』春山レイ/Bahaha Orchestra
DiaryINDEX|past|will
|