カタルシス
DiaryINDEXpastwill


2005年05月14日(土)  この愛の物語 

新宿高島屋テアトル・タイムズ・スクエアにて
『バッド・エデュケーション』鑑賞

ガエルくん主演のスペイン映画です 監督は『オール・アバウト・マイ・マザー』や『トーク・トゥ・ハー』などで高い評価を得ているペドロ・アルモドバル 脚本も製作も彼自身の手によるものです

今回の作品は「今までの彼のイメージを覆す一作」なんて言われ方をしているので 映画人には期待度高まるものだったみたいですが 私この人の作品他に見たことないもんで(^^;)ゞ 有名だからタイトルは知ってましたけども ええ どうせ偏った見方しかしない似非映画人ですよ

キャッチコピーに「究極の愛」というフレーズが使われていたので どれほどのものかと思って臨みましたが 正直なところどの辺りが究極だったんで?と言いたい内容でした 誰の誰に対する愛が究極を物語っていたのか アルモドバル氏が思う究極って何?

ご め ん ! ←総評(爆)

衣装がゴルチエだとか ガエルくんが女装してるとか 舞台は少年修道院?だとか そういう目先の事の方に気を取られて観に行ったクチです ええ

結局2パターンの… いや3パターンかな 種類の違う役柄を演じ分けていたガエルくんの プロモ映画みたいに見えてしましました

個人的に女装ガエルはちょいキツい… もそっと肉落としてくんないとさ(苦笑)ただスカートから伸びた脚だけは女性顔負けの脚線美でした びっくりした! ヅラ被って化粧した顔がちょっぴりジュリエット・ルイス似(主観)

映画プロデューサーをしているエンリケの元に 元同級生のイグナシオが訪ねて来る 彼らは少年時代共に学び お互いを初恋の相手として心に宿し合う関係だったはずだが エンリケには彼が自分の知るイグナシオだとはどうしても思えない しかし 彼の持ち込んだ脚本の草稿にエンリケは強く興味を引かれ 物書きをやめて今は俳優をしているというイグナシオを 半信半疑ながら受け入れることにした

彼は本当にあのイグナシオなのか?

こんな冒頭でスタートしたので ミステリアスな話?と思ったら そんな謎は割合早いうちに解かれしまい 封印されていた真実にこそ衝撃を受ける という展開 だったんだと 思い ます

個人的にはいまひとつ納得し切れなかったんだけれども

エンリケの愛 イグナシオの愛 神父の愛 フアンの愛  純粋・屈折・背徳
それぞれの人物の在りようが描かれていましたが 敢えて「究極」というのならイグナシオの愛 なのかなぁ? 一途ではありましたよ確かに ただ「究極」と言われて頷けるような種類のものじゃなかったしな… じゃあ誰だ? 執着心の塊みたいな神父さんの愛かね それはそれで嫌な空気漂うし エンリケは物語の主軸にいながら非常に淡泊な絡み方しかしていなかったので あんまり「愛」を感じなかった となると フアンの愛?あの子に愛なんてあったのかしら… あったとして「自己愛」ってやつでしょうか むむむ

秘密の先に在るのは、究極の愛か、欲望か。 ←コピー

やっぱり解らん

------------------------------------------

映画館を出て高島屋をちょっと冷やかし 遅めのランチを西新宿のタイ料理屋さんでいただく タイラーメンとタイカレーのセットが990円(サラダ・デザート付き/コーヒーおかわり自由)味も悪くない ナイス!コストパフォーマンス☆

東側に出て夜に食べる店に予約しに行く 電話番号がわからなかったので直接ビルまでいってパンフもらって電話をかけた 母が18時新宿着と連絡をくれたので19時に3人で個室を予約

手当たり次第にデパートやショップを巡ってサンダル吟味 丸井のファッション館(今もファッション館でいいんだっけ?)の地下は丸々靴屋さんで見応えあるねー しかも見本に出されている靴のサイズが大きめで嬉♪ 同じく1フロア靴屋が占めている渋谷の西武は サイズも品揃えも半端で役に立ちませんでした(苦笑) 身長の割に足大きいのよ イヤんなっちゃうよ もう でも伊勢丹でちょっとめぼしい物を見つけたので保留

新宿駅に隣接している成城石井で母と合流 その後母のカード割引を利用すれば伊勢丹のお買い物が1割引と知って さっき目星をつけてきたサンダルを購入する決意を固める
そんな訳で買っちゃった買っちゃった! 新調サンダル 略して新ダル!(略すな) ←キモカフェを意識(笑)

明日が晴れだったら おろしちゃおう〜♪ ちなみにANNA SUIですv(ガラじゃねぇ)

母妹と3人で靖国通り沿いにある『土風炉』にて“これ家淑女の会”スタート
時期的に新人が多いのは解るけど 凡ミスが多すぎです土風炉さん(^^;) あまりの多さに最後のミスにはいい加減呆れ果てて3人揃って大ウケしてしまいました 大変だなぁこの時期は しっかり研修しなさいな(苦笑)

それでも 予約の甲斐あって落ち着いた個室でじっくり話ができました 母も弟の気配がなければ至って普通のテンションなのです 自分らの仕事のこととかチョロチョロと織り交ぜつつ 主は母の話に耳を傾けること 店で2時間 帰りの道々1時間くらいで ずっと話を聞いていました
言ってることは同じことの繰り返しなんだけどねー そもそも言いたいことがそれだけなんだろう

頑張れ母! その調子で平常心を体得してください

そしてお前はもっと頑張れ 弟!!!
 

『この愛の物語』1987年/日本

 


DiaryINDEXpastwill
kore |MAIL