カタルシス
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今日は社員さんと社長が沖縄出張で留守なので 自分のペースで仕事ができた でも 溜め込んでいたそれぞれのモノを順番に片していっても全然終らねぇ!! 引越しだ何だって溜め込み過ぎてて収拾つかない段階に入っちゃったみたいヨ あれまーどうしましょ!(ソロパニック)
結局優先順を決めてできるところまでをするしかなく 精神的にも身体的にも2週間休みなしで働いていた苦痛がピークに達していた所為もあり 21時で全てを放って帰ることにした
ぶっちゃけ「やってられっか!」という気分
引越しの後から腰が痛くてね 寝て起きて朝は治ってても半日デスクにいるともうダメなんスよ 元々肩こりのひどい人間なんで その上腰痛までプラスされたら まるっきりお年寄りじゃん とうとう“腰にシップ”デビゥしちゃったよ …屈辱(歯軋り)
悔しさ紛れに夜ごはんを食べに夜の新宿へ もう今週はダイエットとか言ってる場合じゃない この状態で食事制限なんかしたら死ぬ 精神的にダメになる なので食う(ストレスで食べるタイプっぽい… 危険ダ)
妹に連絡をしてみたら 向こうも理不尽な残業を強いられている最中だったようで 私の連絡を機にオフィスを抜けてきたらしい 2人してブーブー文句を垂れながら 歌舞伎町の一角にある『香港烤臘(ほんこんかおらー)』という中華食堂に入ることにした
実は個人的にずっと気にしてた店で 単品の価格が安くない(高いわけでもないんだけど)のが玉に瑕だったところを 半額メニューなるものが並んでいるのにふと気付いて もしかして結構イケる?と思い立った訳 一人じゃ入らないけど今は妹が一緒だし いっちょ試してみるか!ってなもんで
そんな気分で入った店内は特に目新しいこともない 至って普通の中華屋さん でも客の半数は中華系というか 日本人じゃないんだな 顔つきや服装じゃパッと見解らないんだけれども 飛び交う言葉が違ってて かといって100%外国語って訳でもなく日本語交じり 多分こっちに住んでたり働きに来てたりって人たちなんだろう 身なりのしっかりした人が多かったから
店のお兄さんも中国訛りがあるものの とても上手な日本語で接客してくれて 好感度高 中華系の客相手には現地の言葉で受け答えをしているので 小さな店の中にグローバルな空気をちょっぴり醸し出していた
我々の注文は酢辣湯麺と肉麺と半額サービスの水餃子 その前に飲み物として烏龍茶を頼んだら200円なのに大ジョッキになみなみ注がれて出てきたので思わず面食らう 続けて運ばれてきた麺や餃子も結構なボリュームで 単品価格が“安くない”のも頷けてしまった もそっと量少なくしてその分安くしたら女性客もっと入ると思うんだけどな(^^;) なんて思ってみたり
味はというと これが結構本場っぽいというか 日本の味じゃない 特に肉麺は八角で堅めに燻製された焼豚が入っていて「あ!香港の味」という印象だった
チャイニーズフードの食通人が個人的な評価をつけているサイトなんかを覗くと この店結構評価が高いんだよね それを知っていたんで気になってたんだけど 実際に来てみてわかった!味もイイけど 店の兄さんの感じが良い!個人的にツボ!!
麺を2人で2種頼んだら「器要りますか?」って 頼む前からサクっと小丼とレンゲを2つ持って来てくれたし 目が合うと笑いかけてくれるし 気分良くなってデザートに杏仁豆腐を1つ頼んだら 「大盛りにしましたから残さず全部食べてくださいね」と言って またもや取り分ける器を2つ出してくれた それがまたスマートにさり気なくしてくれるもんだから 妹と2人で感心してしまったわけだよ
この店イイ!!
ゆっくりのんびりしていたら あっという間に0時になってしまい そろそろ終電間近になってきたので退散することにした 我々の他にも残っている客がいたけれど 皆さんお帰りの準備を始めていて 最終的にラストの勘定が我々のテーブルとなる
「お兄さん中国の方ですか?」 「ハイそうです」 「でも香港の方じゃないですよね?言葉が違ってる」 「ハイ上海です」 あ やっぱり?流れが北京語っぽかったし 「謝謝(シェシェ)/對不起(トイプチー)」って聞こえたから 香港だと広東語だから「多謝(ドウチェ)/対唔住(ドウィンヂュー)」になるもんね ※「ありがとう/ごめんなさい」
「何年こっちにいらっしゃるんですか?」 「4年」 「「4年!」」 「ボクの日本語おかしいですか?」 「とんでもない!たった4年でそれだけ喋れるなんてスゴイです」 語学に敏感な妹 本気で感心
「そうですか?でもまだまだです(笑)」 「私は中国語を習いたいですよ」 「あー… 中国語 日本語よりちょっと難しいかも」
だ よ ね (苦笑)
いやはや 真面目で正直なお兄さんで素敵 例え顔つきがダンディ坂野っぽい地味な雰囲気でも 癒し系の笑顔は何にも代え難い
やっぱりこのお兄さん ツボ!
『なぜか上海』井上陽水
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