カタルシス
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2004年08月25日(水)  ジョニー・イングリッシュ 

妹と帰りの時間が合ったので合流するか?って話になって 水曜日だから映画でも と考えたみたいだったけど特に観たいものが上映されてなくて じゃあTSUTAYAにでも寄ってレディース割引で何か借りてくるか?と考えていたら

「水曜なら例のアイリッシュパブに行ってみよう!」と妹が思い出し提案

“例のアイリッシュパブ”というのは 以前に英国パブやアイリッシュ・パブを調べていたことがあって その中で
「Every Wednesday〜ケルトミュージックの生演奏〜」という記載のあった店
更には「Every Last Wednesday〜パックンマックン・オン・ステージ〜」

Who is パックンマックン?

現在TVにラジオに活躍中の あの パトリック・ハーランドが組んでるお笑いコンビですがな(笑)
ケルトの生演奏を探しててパックンにたどり着くとは思いもよらず 何気に国営放送の『英語で喋らナイト』を気にして見ている我々にしてみたら 面白さに拍車がかかってしまった店だった

そんな訳で せっかくの水曜日だったので 店の所在地もあやふあやなままだったけど とりあえず自由ヶ丘へ
書店で近辺の地図を確認し目測で歩くこと十数分 割とアッサリ例の店を発見(笑)
階段を上がって店の扉に手をかけると 「パックンマックンのステージ21:30〜」と記された案内がかかっていた

「う!21時半?!」

腕時計を確認したら19:30を針が指し示している …2時間も待つのか?(汗)

とりあえず様子を見るつもりで店内へ入ると 人気はまばらで 閑散とした雰囲気 単純に時刻がまだ早いだけだとは思ったけれど 腹の足しになるようなメニューも特になく 酒とつまみと…といったセレクションだったので 一旦表に出る

うーん これはお笑いライブを見るにしても見ないにしても ここで「ごはん」は厳しいでしょ どっかで済ませてから 1杯引っ掛けに行くような感じだよね
そんな相談を店の前でコソコソと済ませ 食事をとるために別の店を探すことにした

本場だとプレートとかがあるんだけどね つまみや酒の他 軽食はもちろん ガッツリ食べることもできて 店内に据えられたスクリーンやモニターでサッカー観戦したりして 一日中くつろいでいられるような場所が「パブ」なんだけど さっきの店は「ナイトバー」な雰囲気だったな

ダーツ盤や ビリヤード台や ピンボール台があって 木製調度品のひなび具合なんか 日本人がイメージするベタな“アイリッシュ・パブ”そのものって感じで それはそれで悪くなかったんだけど 何かがパッとしなくてね(苦笑)

オフ会のときの会場になった銀座の店はもっと小奇麗で 同じアイリッシュ・パブでもホワイトカラーが連れ立って入ってくるような雰囲気だった でも今日の店は労働階級の人達が仕事あがりに集まってワイワイやるような気軽な感じ? だから椅子やテーブルも磨かれて黒光りなんかしてないの 生木のままに使い込んでるうちに 表面がツルツルしてきて 色合いもすすけた曇りを帯びてきた みたいなね そんな様相

結局 あまりに唐突に思い立って来てしまったので 遅い時間からのお笑いライブまで見る気にはなれず 近くのインドレストランでカレーを食べて(またかよ)今日は帰ることにした

帰り時刻21時15分
「今頃あの店にパックン達来てるんだろうね」
「ライブが終ったら話とかできそうな雰囲気だったよね」
なんて話をしながら 自由ヶ丘を後にしたのだった

…何しに行ったんだろうね自分ら(笑)

でも散策できて面白かったよ自由ヶ丘
発掘し甲斐のある町だゼ☆
 

『ジョニー・イングリッシュ』2003年/イギリス


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