カタルシス
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2004年08月08日(日) |
アメージング・グレイス |
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観ようと思っていた映画を逃して悔しかったので その勢いを使って『マッハ!!!!!!』観てきました!
CGなし! スタントなし! ワイヤーなし! 早回しなし! でもケガはします
のうたい文句で注目をあびている タイ国産とにかくひたすらアクション の映画
盗まれた神様の像の頭部を取り戻すために 片田舎の村から首都バンコクへとやってきた若者ティン 生まれて間もなく寺に捨てられた彼は 僧侶に育てられムエタイの極意を学び日々の鍛錬を怠らずに過ごしてきた 石仏の頭を取り戻すだけのはずが 次々とトラブルに巻き込まれ 最終的には悪のシンジケート?との対決にまで至ってしまう
とゆー話 物語自体はものすごぉ〜く単純です でも アクションは確かにスゴかった! 常軌を逸したアクションがてんこ盛りだと事前に解ってても驚くちゅーねん! ムエタイ強えぇ〜!
元来カンフーアクションとか好きな人間なんで 無手での殺陣って本能的にそそられるんですけど ムエタイは専門外というか ハッキリ言ってほとんど知識がありませんで 肘や膝を使うとか 公式試合での死人は日常茶飯事だとか 極基本的なことしか知らなかったんですが ありゃスゲェわ
襲ってくる相手に正面から跳び乗って両膝で首を挟む あれなんて格闘ゲームの中でしか見たことなかったよー 頭の高さまで跳ばなきゃいけないんだよ? 本当にできるなんて信じらんなーい!
とか何とか私が色々言ってみたところで 実際に見ないことには伝わらないと思うので お暇なときにでもゼヒ! 映画デーとかレディスデーのご利用など特にお勧めです(笑) アクションが嫌いでなきゃ絶対楽しめます 気楽に見られます 思わず「うわー」とか言っちゃいます そんで見終わったあと 「ストーリーの割に人が死に過ぎだろ」 とか思っちゃうかも知れません でも ノープロブレム!
徹底的にアクションを楽しめば ストーリーはどうでも良くなります
以上 オイシイ『マッハ!!!!!!』の召し上がり方でした
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お昼に香港飲茶のバイキング 開店当時は120分だった時間制限が 前回行ったときは90分 今日は70分になっとりました 90分は良いとして 70分はちと落ち着かないなぁ… でも そのおかげで回転早いから 並んでてもすぐに順が回ってくるんだけどね(苦笑)
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夕方 明治神宮内ちんじゅの森でチャリティーコンサート 毎年やってるのは知ってたんだけど 夏の野外なんて基本的に「ありえない」と思っているので 今回が初めての参加 ここ3回くらいはギタリストの押尾コータロー氏が常連参加していて 今年の案内が来たときに家族に訊いてみたら 妹が「日曜だったら行く!」と名乗りをあげて来たので チケットの申込をすることにした
案内には「全席自由」と書かれていたので てっきり席があるもんだと思っていたら 会場は本当にそのまま原っぱで 草原の上に勝手に座り込んで聴くものだったらしい 周囲を見れば常連客なのか レジャーシートやらクッションやらを持ち込んで 万全を期している面々 しまった〜… シート持って来てないよ(汗)
それでも会場でビニールクッションが全員配布されていたので それを膨らまして 不要なチラシを足場に使って 臨時のマイスペースを作り上げた チケットの番号が割合良かったので最前から2列目に腰を据える イベントが始まる頃には 陽も落ちてやんわり涼し気な風が吹き始めた
出演者は amin 押尾コータロー おおたか静流 Char の4アーティスト まず初めにChar以外の3人が揃って登場して 押尾氏のギターを伴奏に女性2人が歌声を披露 軽く挨拶を終えるとaminさんを残して2人はステージを降りて行った
そしてaminの持ち時間 彼女は急遽決まったフロントアクトで 今放映されているサントリー烏龍茶のCMソングを歌っている中国の女の子 見た目の姿も歌も声も可愛かったよー 中国語(北京語っぽかった)プリチ〜v
キャリア的にも 演奏の形態的にも 押尾〜おおたか〜Char の順だろうなーと思っていたらドンピシャリ アクトの後に出てきたのは押尾コータロー
我々の第一目的は彼だったので既にメインディッシュの感 いつもより控え目というか カバーよりオリジナルの曲が多いセレクションで ちょっと意外だった メンバー紹介もベースとエレキのみでアッサリ終了 もちろん演奏が悪かった訳じゃないから文句言うようなこともないんだけれど MCも堅いような気がしてアレ?と思った
続いておおたか静流 私彼女の姿を見るの初めてだったんスけど あの人一体おいくつなんで?(汗)キャリア考えると結構いってるハズなんだけど サッパリ年齢の解らない容姿だったぞ? ステージ衣装がスゴいのは知ってたから驚かなかったけれど あの年齢不詳さにはビビらざるを得ない そしておおたかさん
バリ歌上手ぇーッ!!!
すンげー声量! すンげーキレイな声! それはもう神憑りな域で!
元々神憑りなイメージある人だったけど モノホン見て確信した〜ぁ 何か 精霊とか飛んで来たりせんだろうか 明治神宮なんスけど 此処(汗)
押尾さんよりも彼女の方が 耳に馴染みのある曲を多く歌ってくれて 思わぬお楽しみポイントになってくれた MCも不思議なテンポでやっぱり“常人離れ”してんだなぁ なんて変な感心の仕方をしていて それでも彼女の歌声には終始圧倒され続けた
さすがだぜ おおたか静流!(何が)
そんでトリがCharだった訳なんだけども 実はこれが一番キツかった(苦笑) キャリア的には文句無しの大御所だから スゴイ人なんだってことも 人気があるってことも 重々解ってはいるんだけども
聴き方が解らんのよ(^^;)
ギターやってる人だったら彼の指さばき見てるだけでヨダレもんなんだろうけど 私にゃそれは解らないし 曲を知ってる訳じゃないし トリなもんで割り当て時間が長いんだ… もうね 正直しんどかったっス
バリバリの演奏を聴きながら不覚にも意識を飛ばしそうになっていた頃 「立て!」とCharの声 一斉にスタンディングで沸き出す観客
わわわ 立たなきゃイカンの? ってか前から2列目で座ったままはマズいよな… 仕方なく起立(おい)
結局そのままアンコールの総出演者セッションまで立ち続け 全プログラム終了と同時に民族大移動のような行列に飲み込まれる
陽の落ちた森は道を照らすだけの街灯すらなく ステージを浮かび上がらせる照明機材の他は スタッフが道の途中途中に用意した可動式の照明しかない イベントのない普通の日は文字通り真っ暗闇になるんだろう もっとも都会のど真ん中にある森だから 天上を仰げば漆黒になりきれない白んだ無星の平たい空があり 生い茂る大木の向こうには新都心の高層ビルが煌々と光を放っているのだ 足元を照らす灯がなくても人の目が慣れて歩ける程度の“明かり”にはなろう
行列の一旦を担いながら そんな闇の中も歩いてみたいな とボンヤリ考えた
えー 本日は神宮で大花火大会が行われている日でございまして 我々コンサート帰りの一団の他にも 花火見物の帰り客で代々木の駅は大混雑であります 歩くのが暑いと言っても あの人混みの中に入るよりマシとばかりに 代々木から西武新宿まで 妹とてくてく歩いて帰ったのでございました
『Amazing Grace』スコットランド民謡
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