カタルシス
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台風の雨の中 ちょっぴり仕事が早めに引けたので 池袋のサンシャインシティ内の噴水広場で行われているハズのコブクロ・マキシ発売インストアライブに足を運んでみた。 開始には間に合わなかったけれど新譜の披露には間に合ったし、スゴイ人だかりの割には彼らの姿を見ることができたので微笑ましく見守っていた。
ひとしきり歌と演奏が終了すると、握手会のセッティングがされてCDを買った人は引き替えに貰った握手券を持って列を作り始める。初めは握手はいいやーって思っていたのだが、歌聴いたらCD欲しくなっちゃって、その場で買ってしまい握手券ももらってしまった。折角の特典だから行って来るか〜… 程度の気持ちで 列が引けてきた頃 最後尾に並んで2人の前に出た。順番的にはボーカル黒田くん→ギター&コーラス小渕くんという順番。
今回のプロモーションで黒田くんはずっと帽子を被って回っていたらしく、今日も帽子姿だった。ハンチングとキャスケットの中間みたいな形なんだけど、何ていうのか解らないので適当に想像して(^^;)ゞ で、その帽子に2人お揃いでスーツを着ていた。そんなん初めて見たので遠くから会場を見た時「誰?」って思ったくらい雰囲気違った訳だ。どうせ握手するならその感想言っておこう と思って、 「ちょっとどうしたの今日〜、超カッコイイじゃん。初め見たとき誰かと思ったよー。」よく聞くと失礼な褒め方なんだけど、事実なのでそのまま言っちゃった。私小渕派なんで(笑) そうしたら妙にテレられて、 「いや、もう馬子にも衣装って感じでしょ」なんて言うから面白くなって 「またまた、自分でもイケてるって思ってるくせに(ニヤリ)」とつついたら、またエラく テレていた様子。 案外シャイだったのか?俺様キャラだと思ってたのに。192cmの長身でも可愛い奴は可愛いな、と納得。
汗だくの小渕くんには 「暑そうですね」と一言。 「ホント、慣れないスーツで汗ダラダラですー」白い歯キラリ☆ この人はどこへ行っても、たとえ汗だくでも 常に爽やかなのがスゴイ。 「汗ダラダラでも爽やかだねー」と言ったら むっちゃ笑ってた。 「脱いじゃったら?(スーツの上着)」 「でもさっきスーツがカッコイイって(黒田くんを)褒めてたじゃないですか」 「脱いでもカッコイイでしょ」 「マジすか? そんなら ちょっと待ってね」と言って脱いだ上着を 後ろに控えていたスタッフに渡して片付けさせた。手首のボタンを外して適当に捲り上げて肘のあたりまで腕を出してから 「はい!」と握手の続きの手を差し出してきたので 「(笑) うん。カッコイイ カッコイイ」言いながら握手してもらったら「ありがとーう」とまた笑った。 「涼しくなった?」 「なった!」 ぶふ、コイツも可愛い(笑) 1つ下なんだけど必要以上にキュートなのね。ついイジりたくなる。基本的に自分はイジり屋なんだけど、周囲にはイジられキャラとして扱われるのが ちょいと不本意。でも、普段の鬱憤をこういう場所で発散させるのも悪くないかも〜♪ と思えた。
コブクロの握手会では必ずマネージャーの三浦さんにも握手を求めている私と友人。眼鏡が素敵なお兄様なんでございますのヨv ほほほ。 初めて行ったデビューシングルのプロモから手を出しているので向こうも慣れてきた様子。最近じゃ私達だけでなく、彼に握手や写真撮影を求める人が結構いて マネージャーなのに「写真はごめんなさい!」と言いながら逃げ回っている姿を何度か見かけている 超人気マネさんなのだ。(笑) 紳士的で優しく、時には厳しくハッキリ注意もし それでも最後はやんわりフォローを入れる。周囲をくまなく見回そうとしているのが解るし、不正発覚の時にはいち早く該当者のところへ駆けつけて 静かにそっと注意をする。これがまた鮮やかでね〜。イベント中ステージに夢中になっていたら 多分気付かないで済むだろうなって対応なのよ。私はいつも後ろの方で見ているし、彼を見つけるとステージよりも彼の方を目で追ってしまうので(こらこら)そういう場面を時々目にする訳なんだけどね。 普通は見てないモノなんだと思う。
そしてワーナーミュージックの コブクロ関東イベント担当者・松山くん。この人も面白い。初めて見た時は変チクリンな坊ちゃん頭っちゅーか、友人曰く「ソロバンの玉」型のヘアースタイル(眉前)で ど肝を抜いてくれた兄ちゃんなんだけど、去年の冬に服装も髪型もガラっと変わった事があって それがまたフツー過ぎてまた可笑しく。個性はなくなったけど普通にイイ感じのお兄ちゃんになったもんだから、メンバーとの握手が済んで彼の前を通り過ぎる時に立ち止まって、 「松山さん、髪その方がイイ! 絶対イイ。似合ってるよ〜♪」と声を掛けた。 「あ、え、そうスか? あー、ありがとうございます!」
応えてくれたのは良いんだけど、司会していたときのマイクを持ったままだったので 会場に流れちゃって一人で焦ってた。(我々超ウケ) 実は陰で勝手に「彼女が変わったんだよ」とか冗談で言い合っていたりする。 最近またソロバンヘアーに戻ってしまったので、当然の如く「彼女にふられたか?」と勝手に囁き合っている。
イベントの最後に黒田くんが 「今日は台風の中わざわざ来てくれてありがとう。世の中ではココリコの遠藤さんがご結婚なさったそうで…」と口上を述べた。途端、会場がザワザワ… あちこちから 「千秋?」「ちあき?」という ささやき声が聞こえてくる。
思わずお笑い好きの友人を振り返ると、手に持っていた傘の柄だけがポロリと落ち、カターン… と高らかな音をあげる。 「?!」 咄嗟に床に転がる樹脂製の柄に注目したが、慌ててそれを拾おうとしゃがんでいる友人の狼狽振りを見たら 今のがワザとでなかったことがよく解り、同時に片手で柄を追いかけながら 一方の手には柄のない傘を抱えている彼女の姿が とんでもなく可笑しいものに見えてきた。声のない笑いに腹を抱えてしまった。
「ザワザワしなーい! はいそこ静かに!(黒)」会場を落ち着かせてから 「今日のMCで一番反応が良かったのが今のネタっていうのが気に入らんへん。そうですー千秋さんですー。これで満足したか!」 ステージで黒田くんが面白いトークをしているのに、私は後ろを向いたまま 必死になって柄をねじ込んでいる友人に賛辞を送っていた。
「キミ おもしろ過ぎ〜ッ!!」
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