カタルシス
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朝!爽やかに起床。 この春から新たな習慣になっている日曜の早起きを本日も実践。7:30〜8:30までTVを見ながら、外出の身支度を整えました。 8:30家を出発、今日は花緯さんと映画の後 みよちゃんさんと合流して江戸東京博物館へ行くことになっているのです♪
約束の9:15に映画館着。やや遅れて花緯さんも到着。新宿コマの広場に連立する映画館の1つ、シネマスクエアとうきゅうで公開中の『聖石傳説』がお目当てです。
実は前々から気にしていた映画だったのだが、なかなか機会に恵まれず行けずにいたのを、前夜 花緯さんを送る際に思い出し江戸博へ行く前に観てこうと考えまして。その場にいた花緯さんも興味を示したので2人で行くことになったのでした。
どんな映画かと申しますと、台湾発の人形劇です(笑) 布袋戯(ぷーたいし)という古来からの芸能のひとつで、元々は神々の物語や歴史の物語を解りやすく伝えるためのものだそうです。 とはいえ、今回の映画はだいぶアレンジがなされておりまして、超特撮なんス! CGバリバリなんス!!
元来 香港電影(香港映画)が大好きで、中でも武侠(功夫などのアクションもの)や古装片(時代もの)を愛して止まない人間の私は 今回の台湾人形劇、新宿に大看板が立った瞬間から気になっていたのです。 だって、見るからに古装片だったから。
看板を見つけてから数日後、TVCMを見ました。これが見るからに武侠!すごい笑った!!香港電影のあの大げさ極まりないワイヤーアクションを人形がやっているんだもん。むちゃくちゃなCGとかもまるで一緒なので、CMが終わった瞬間に 絶対行く!行ってみせる!!(笑) と思った訳です。
内容はね、ぷぷぷ。気になる人は是非見て下さい。DVDやビデオになっています。台湾では一大ブームを巻き起こしている大人気作品だそうです。主題歌を歌っている伍百(ウーバイ)って人も、向こうじゃ超人気アーティストなんですよー。旅行で台湾に行った時なんか街のポスターは伍百か謝霆鋒(ニコラス・ツェ/アイドル)ってくらいでしたから。レコード屋にはズラッと伍百コーナーね。日本でいうと誰だろう?福山雅治くらいかな。(ごめん、言い過ぎかも…)
我々は時間の都合上 字幕で観ましたが、もしかしたら吹替の方が良いかも知れません。台湾の吹替は基本的に一人でやります。中国や香港から輸入するTVドラマや映画など、ほとんどがそうです。敵も味方も、大人も子供も、男も女も(笑) ゆっくりな会話はまだしも、込み入ってくると訳が解らなくなります。だいたい男性が吹き替えるで女性役が気持ち悪い声になります。それも味と言って楽しめる人にはおすすめかも知れませんが、あんまりいないと思うので…
日本語の吹替は人気声優に加え、石橋蓮司、さとう珠緒、原口あきまさ等の面子が担当しています。こっちも面白そうでしょ?(^^) 物語は神々の話に近いかな?武界って架空の世界が舞台になった、中国ではポピュラーな題材です。舞台背景が少し解ってると更に面白いんでしょうけれど、何しろ歴史が長いだけあって壮大な物語なんだー。私もお手上げだった(^^;)てへ☆
と、言う訳で おすすめの映画情報でした(笑)
その後の江戸博についてもちょっとだけ。
常設展に加え「昔のおもちゃ展」という企画展を見てきたんですが、結構 双六(すごろく)の展示が多くてですね、時代時代で様々な題材が用いられているんですよ。『兵隊すごろく』とか『デパートすごろく』とか色々。 その中で印象強かったのが『ラヂオすごろく』の中の「たうちゃう(盗聴)」の欄。 サイコロを振って出た数で指示が変わってくるんですが、「放送局へ」「台本を読む」等の中に「密告されて1回休み」って項目があった。 妙にリアルで笑えました。だいたい子供雑誌の付録すごろくに「盗聴」の欄があること自体がウケるっつの!
他にも『皇太子さま着せ替え』や『美智子さまぬりえ』なんかがあって、ある種シュールな雰囲気が…(^^;) 昔の人のセンスって目を見張るものがあります。
いや〜、良いモン見たわぁ。
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