2003年09月04日(木) |
ホワイトベアを見に行こう。 |
友人の桜井さんは、時折唐突に白熊を見たい衝動に駆られます。 そんな感じで前回は(記憶の限り)二年くらい前に水族館に行きました。
んで今回は動物園に行って来ました。こちら。
行きの電車で、相変わらず星矢モエしてる私とクールな桜井さんは 神咲「ってか来春星矢映画化だってどうしよう」 桜井「興味ない」 というような微笑ましい会話を交わします。
そのまま取りとめのない会話をしてるうちに、なぜか話題はモ娘。とジャニになり、神咲さんは「でも私TOKIOで識別できるのってムウと国分太一とボーカルのひとくらいよ?」と言い放つ。 (豆知識:星矢は人気絶頂期に、SMAPと、ほぼモブ役として当時無名に等しかったTOKIOを起用してミュージカル化を行った。その際、ムウを演じたのが城島茂。その真実を知って以来、神咲は時折思い出したように城島をムウと呼ぶ。) てか、むっちゃ素でした。 言って自分でつっこみました。
最寄駅に降り、しばらく歩いて動物園行きのバスに乗る。 面白いくらいひとがいない車内。私ら以外、一人しかいませんでした(多分)。 平日って素晴らしい。
終着点より一個前に降りてしまい、ちょっと余計に歩いたりもしましたが無事入場を果たす。 まずはインド象。 巡回コースの一番最初にインド象って、微妙なあたりがナイスチョイスだと思います動物園。 「ゾウ!ゾウ!!インド!」といいつつデジカメで写真を撮り、「そういやぁ、テレビ通販のCMで『象に踏まれても大丈夫!』っていう煽り文句のエアマットあったよね」などと好き勝手騒いでるこちらに、のったりと臀部を向ける象。
そしておもむろに脱糞。
いや、生理現象だから仕方ないんだけどね? だからって何もこっちにケツ向けてすることないじゃない。何?一種のパフォーマンスなわけですか?
微妙に貴重なものを見ました。
その後、晴れたり曇ったり突然雨が降ったりと複雑な天気の中、猿とか鳥とかバクだとか虎とかカンガルーだとかを、やたら時間をかけて鑑賞しました。 傾向として、神咲はペンギンやレッサーパンダやツキノワグマなどの小動物(最後の一つは小動物じゃない)にトキメき、桜井さんは虎とか熊とかライオンとか強そうなものに関心を示しておいででした。 でも、私がみつけて一番喜び騒いだのは子ども用の遊具なんですけどね。ジャングルジムとかすべり台とかのアレ。 遊びませんでしたよ?スカート穿いてましたから。 (正解は「遊びませんでした」じゃなくて「遊べませんでした」。)
本日、表にでていたライオンさんはみんな女性でした。 「今日は女性陣だけなのね」「まぁ華やかですこと」と微妙にズレた会話を交わす二人。 でも、殿方のたてがみも見たかたなぁ。
本日のメイン、白熊に到着。 巡回コースの看板に「北極熊」の表示を見つけた時点で「♪しっろくっま しっろくっま」とご機嫌な桜井さん。かわいいひとです。
居たのは、やる気のない熊。
ものすごい端っこのほうで、ひたすら眠りつづける熊。 どんなに頑張っても、白い丸まった小さな物体しか見えない事実。 貴方の中に「サービス精神」という言葉は皆無ですか?熊。
5分ほど見ていましたが、起きる気配を全く見せないので、閉園直前にまた来ることにして熊を後にする。
巡回コースを回りきって、みやげ物を物色。 売り物だろうと、ぬいぐるみで遊ぶのは基本です(良識の無い大人代表)。 前回の水族館では、白イルカのぬいぐるみで「滅びのバーストストリーム!」とか言って遊んでた気がします。 今回は、虎だか熊だかの、手を入れてパクパクやる人形で15秒程千日戦争を繰り広げていました。
買い物を済まし、最終入場時間ぎりぎりで再入場を果たす。 人がまったく居ないのを良いことに、入り口付近にある、1.5メートルほどの象のオブジェに登ろうと二人で奮闘。あえなく敗退。
日も沈みかけということで、アクティブな動物たち。 先ほど来たときは、全くやる気がなく寝転がっていただけの虎も、最後のサービスといわんばかりに右に左にのさのさと歩き回り、その美しい肢体を思う存分見せ付けてくれました。
「ありがとう!アンタイイ男だね!!」と手を振りながら礼を言い(ちゃんと雄でした)、次へ。
同じく、先はダレていただけのライオンのレディたちも、アクティブに3匹ほどで追いかけっこ。 女の闘いです。足音も響きます。 その迫力に一瞬目を奪われながらも、目指すは白熊。
やっとたどり着いたあなたのもとへ。 さっきはつれなかったけど、今度はちゃんと私のこと見てくれる? ううん、私のこと見てくれなくてもいいの、あなたの元気な姿が見られれば私それだけで幸せだから。
そしていない白熊。
内側に引き篭もっちゃったらしいです。 まだ閉園時間まで10分くらいあるんですけど! いくら見つけても、動くものは水面に残された大きな浮き(熊の遊具だと思われる)のみ。
そんなやるせない気持ちいっぱいで、私たちは動物園を後にしました。 いや、総合的に考えれば楽しかったですよ?
地元に戻り、とりあえず飲みやさんで夕食を取る。 私と桜井さんの会話は、どうしても笛!とテニ王(あと最近はガンダム種)にいきがちです。 本日も元気に跡部と忍足のバックグラウンドを捏造してました。 で、忍足ドリーム書かないの?(笑/私信) あと、すごい真剣にあたかもU−14の少年たちが実物の人物のように「付き合うなら誰か」を討論しました。 本当に真剣でした、あのときの私ら。 結論は二人して「理想は英士」だったのですが。 ちなみに、「ご遠慮願いたい」のは私は真田で桜井さんは若菜です。
そうそう、桜井さんの脳内伴侶は渋沢キャプテンですよ。 「私はキャプテンの嫁になるから、あんたは黒川とでも結婚してなさい」と言われました。私は「いや、私の旦那さまシャカだから」と答えました。 笛!内でって限定だったらやっぱり黒川くんと結婚するけどね。
とうい感じに本日は閉幕。
次はキリンよ!桜井さん。
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