神咲日和

2002年10月18日(金) トキメキフライデー(サザエ編)。

 隣の市の山田電機のオープン記念セールで、プレステ2が諭吉二人以下の金額で売りに出されるそうに。
 しかも先着100名だそうに。

 買いに行きました。

 この山田電機、丁度車でいくときの通学途中のルート上にあります。
 そんなわけで、朝っぱらから兄をたたき起こして行きました。
 AM7:30に着きました。
 「ちょっと早かったかな〜」とか思って列にならんだら、整理券を渡されました。

 277番。

 ……こんな朝っぱらから暇人がいっぱいいるよ。

 とりあえず、兄ととりとめない会話をしたり、その日の四限で書くレポートに使う小説を読んだり寒がったりしながら時間を潰す。
 途中仮設テントから(紅白幕がかかっていて中は見えない)水をまく音やバチバチという電機音が聞こえてきたりして多少恐怖感を抱きましたが。
 で、8:30を過ぎた時点で店員のおじさんが前の列のひとから、目当ての商品を聞いて回る(日替わり人数限定商品の場合、整理券と商品引換券を交換する仕組み)。
 ちなみにこの日の目玉商品は、ハイスペックの割には安いパソコンだったと思う(値段とかは覚えてない)。

 プレ2ゲット。44人目だったようです。もうちょっと余裕もって家を出ても平気でした。
 商品を聞きに来た店員のおじさんに、兄さん質問。

 兄「パソコンってどれくらいで終わりました?」
 店「最初に並んでいる方は一昨日の夕方からいらっしゃいました。今から並べば明日のには間に合います

 おじちゃんの回答が質問とズレてることには目をつむるとして、今から並んで明日のパソコンって!

 なんやかんやで入店。
 入り口前で無事プレ2を受け取る。

 ところで、この山田電機、電化製品店のクセして、初日オープン記念として先着10.000名様に醤油プレゼントとかしてくれました。しかも豪勢にキッコーマンです。ビックネームですよ。
 で、兄の分と私の分で二本もらいました、醤油。
 お目当てのものに的を絞って、店内をぐるり。
 二階に上がり、また一階に下りるときにちょうど入り口前付近の階段を使用したため見てしまいました。
 およそ8.000本はあるだろう醤油の山を。
 すごいんだよ?ダンボールに詰められて積まれて並べられてるんだ!
 一生分の醤油を見た気分でした。
 無駄にはしゃいで「見て!すごい醤油!!もう一回そしらぬ顔で並んでもバレないかな!!」とか言ってたら、そこにいた店員のおじちゃんがもう一本くれました醤油。
 嬉し恥ずかし重かったです。
 だって買い物篭にデジカメと電池と醤油(一本1リットル)三本。
 でもありがとうおじちゃん。

 お会計時、札しかない兄に代わって小銭を出そうとしてふと気が付く。
 (プレ2は兄と私で折半。とりあえずこの場は兄が払って、あとで私が半額兄に渡すという方向。)

 おさいふわすれた。

 まぁなんとかなるでしょうと、とりあえず兄にその日の昼食代とバス代として漱石さんをひとり借り受ける。

 このときの私は知らなかったのだ、この「財布を家に忘れる」という行為があとあとの悲劇を生み出すことを………!!

 っていうわけで、体力がないので続きは明日書きます。

 次回予告。
 「三限は眠るんだ!」と高らかに宣言する神咲に高時が持ちかけた難題とは?!
 そして高時は遠い目で呟く「……世の中がアッシュだらけだったらいいのに」
 喜び勇んで猫を追いかける神咲と、それを微笑ましく見守る少女。
 そして、財布を忘れたことによって、レンタルビデオ屋で悲劇が起こる。
 次回「ヴィジュアル2リミックス?ムリムリ!〜傷ついてるのは俺の方さ!〜」
 お楽しみに!


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