神咲日和

2002年10月01日(火) 今カレンダーをめくったところだ。

 雨……通り過ぎちゃいましたね。ちぇ。

 本日学校は午後からでした。
 ちょっと余裕もって家を出て、ぶらり途中下車をして少々マニアックな品揃えなCD屋さんに、昨日発売したはずの『三全世界の鴉を殺し』のドラマCDを探しに行ってまいりました。
 探しました。
 見当たりませんでした。
 店員さんに聞きました。
 発売予定一覧表みたいなので探してくれましたが、ありませんでした。
 店員さんいわく「もしかしたら、書店のみでの扱いなのかもしれませんし」だそうで。
 で、本屋さんに行きました。
 探しました。
 やはり見当たりません。
 丁度よく、ボーイズラヴなCDが置いてあるコーナーに件のお姉さんがいます(参照/このときの髪の長いお姉さん)。
 聞いてみました。
 「あの、三全世界の鴉を殺し…っていう小説のドラマCDありますか?」
 お姉さん何も調べる素振りも見せずに即答。
 「申し訳ございません、そちらちょっと書店では取り扱いできないんですよ。こちらでお買い上げされるなら、ご予約されてお取り寄せという形になってしまいますが……」
 CD屋にも本屋にも置いていない事実よりも、この姉さんが即答したことの方がインパクトでかかったです。
 多分私あの姉さんに顔覚えられてる。

 っていうか……どこで買えと?新書館から出てるから書店扱いじゃないの?あぁもう!
 そういえばワルターの声が関智一氏らしいのですが。ちょっとびっくり。

 サイフに100玉があったのでその辺のゲーセンでポプン。
 未だに青と黄色を押し間違える私。

 「青」と「黄」違うでしょ、全然。
 音が第一違うでしょ?
 音が違うから名前も当然違ってくるでしょ?
 「青」と「黄」、OK?

 一部の方に解るか解らないかギリギリのネタですみません。
 No!それは「白」!それは「赤」!!NO!ママさん!CokkingStop!!ママさーん!
 みたいな。
 でも「セケン」はゲージ5センチくらい残るよ!(誇れません)

 そんなこんなしてたら授業遅刻しました。

 三限を終え、適当に時間を潰し四限の教室に移動。
 時間が過ぎるごとにユカイなことになっていく外の雨。
 来ない先生。
 始まらない授業。
 「警報が出たので休講」という突然の決定事項。
 繰り返すが、ユカイなことになっている外の雨。
 っていうか手遅れ。
 対応が遅い。帰すならもっと早く帰してくれ。
 雨の中、四限だけ受けに来た日向嬢の心中が偲ばれます。
 学校から駅まで歩いて15分前後。「タクシーを呼ぶ」という案も出たが「私地元帰っても自転車。今濡れても変わらない」ということで、友人巻き込んで青春の1ペェジに自然との闘いを書き加えることに。
 えーっと。
 すごかったです。ニュースで流れる映像をそのまま体験しました。
 傘さしてても、守られてるのは頭だけでした。
 雨?シャワー?むしろ滝?ってなもんで。下半身プールに浸かった気分でした。
 風がすごくて周りで次々と傘が傘ではなくなっていきました。
 実際私らも、5人中3人の傘が壊れました(うち1人は一回壊れたあと、新しく買った傘も壊れた)。
 幸運なことに、私は2/5です。ビニ傘のクセに。

 学校から駅までの道すがらにあるコンビニのゴミ箱に刺さる、無数の傘の残骸(ゴミ箱から溢れてる)。
 道の左右に転がる傘の残骸の数々。
 駅のエスカレーター下に無残に積み上げられる傘の残骸。
 それはもう死屍累々。

 駅に着いたら着いたで、すごい人だかりにうんざりする私ら。
 神咲「大丈夫よ!夏の祭典のロングエスカレーターを思い出してごらんなさい!!」
 高時「うん!あたしまだ闘える!!」

 神咲使用のローカル線が止まっていないかどうか、しきりに心配していましたが(ちょっとのことですぐに止まる単線)ちゃんと動いてました。
 でも30分待ちでした(通常ダイヤ)。

 地元戻っててもまだすごい雨で、そのなか自転車こいでたら、学校〜駅前間を奮闘したビニ傘が三分持たずに逝きました。合掌。

 大雨の中、ズブ濡れでヤケになりながらサムライシンドロームを口ずさみながら自転車をこぐ女子大生。
 奇怪以外のなにものでもありませんな。

 本当にどこかの海に身投げしたような状態になっても、まだ落ちないメイベリンのマスカラとアイライナーはすごいと思いました。

 戦後最大の台風直撃、とのことでバイト行きをとめようとする母。
 それに反論する娘。
 「もうさっき電話で行けるって言っちゃたんだから。むこうもそのつもりで仕事進めてるんだよ?2130円って結構大きいんだから
 本音と建前入り混じり。
 バイトには姉に送ってもらって行きました(小田原にいたのをわざわざ召還した)。
 帰りは社員さんに送ってもらいました。


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