神咲日和

2002年08月23日(金) 新手のイジメかと(色々と)。

 朝起きて(13:30頃)階下に下りると食卓の上にPS用ポプン6のソフトと専用コントローラーが乗ってました。
 え?これ朝ご飯?

 ところで神咲の姉の職種は接客業です。でもちょっと特殊です。
 お店では本名とは別の名前を使い、給料は月に二回銀行振込ではなく手渡しです。んで月収は悠に私の十倍を超えます。

 そんな彼女は先日お客さんに、誕生日プレゼントにプレステ2を買ってもらったそうです。しかも限定版オーシャンブルー。あとコントローラー一つとシーマン一式、他にソフト二本。
 ちなみにここでいう「誕生日」とは彼女の誕生日ではありません。お店で使ってる誕生日すなわち私の誕生日です。

 ある日姉は突然家にやってきて(現在一人暮らし中)、寝ぼけ眼の私に「このへんでゲーム売ってるところってどこ?」と聞き、私を車に連行しました。
 とりあえずゲームソフトの前に、日用雑貨品を買うことに。1本5000円近くするシャンプーを手にとる姉を本当に同じ家で育ったのかと疑いたくなったのは別の話。
 ミスドでフラッペを食べつつ、姉に「そこのゲーセンでポプンやろう?」と誘いをかけました(私のポプンファーストプレイは7の時分、姉とです)。
 で、ゲーセンにてポプン。
 3回くらいプレイ。一度間違えてバトルモードにしてしまったとき、偶然タイムアップで選んだそれぞれのプレイヤーキャラが私→ミルク姉→アッシュとナチュラルにマニアックで心中ひっそりと笑いました。
 「これ楽しいねぇ」という姉の言葉に内心ガッツポーズ。
 市内で唯一私が知ってる中古ゲームショップに案内。
 彼氏用にとみんなのゴルフ3を探すかたわら、「何がいいと思う?」と相談をもちかけてくる姉上。五部ジョジョを勧めたい心を必死で抑えつつキングダムハーツを勧める私。
 却下くらいました。
 で、ポプンコントローラー発見。ここぞとばかりに「んじゃぁこれ」と指差してみる。
 渋る姉上。
 粘る私。
 「次の給料日にね」
 勝利。

 かくして神咲はポプン6を手に入れました。
 いや、手に入れたっていうか借り物ですが。姉いわく「飽きたら返してくれ」だそうですので。

 それでもこの会話から今日まで一ヶ月近く経っています。姉の給料日後でも、私と姉のスケジュールがあわずにずっと受け取りそびれていました。それを今日姉が届けてくれたという話ですね。

 だから結構待ちわびてたんですよ。

 私ははやる気持ちで兄の部屋を探索しました。プレステ発掘ツアーです。

 我が家のプレステは使用頻度とても低く、先日まで兄の友人に貸していました。
 つい最近帰ってきたらしいのですが、聞いた話ではなんだかそこはかとなく犯罪のかほりのする代物になって帰ってきたようです。CD−RにやいたPSゲームが動くらしい……よ?
 おいといて、だ。
 メモリカードと本体を別々に回収したらしいので、そちらも探さなくてはなりません。
 ウチは結構小さな家で、私と兄の部屋も自然そうそう広くありません。ってーかぶっちゃけ狭いです。
 小さなメモリーカードは、わりかしすぐに見つかりました。
 なのになんでプレステ本体は見つからないのでしょう。
 前に在りかを聞いたときは「部屋のすみっこに転がってる」と言っていたはずです。
 ……すみっこって、どこ…。
 携帯を握り締める私。しかしここで電話したら私の負けという気がして思いとどまる。
 数十分後、多分ノートパソコンを入れるための鞄だと思われるものの中に発見。
 解るか!
 鞄に入ってるのは転がってるとは言いません。

 それでも健気に、探してる最中掻き分けた洗濯物を洗濯籠に移してあげ、プレステを私の部屋のテレビに接続。
 専用コントローラーを出し、ソフトをセット。音源端子と映像端子をつなげ、テレビの電源をつけて入力切り替えを行う。

 何かが足りません。

 アンサー:プレステとコンセントを繋げるコードがありません。

 プレステが入ってた鞄をひっくり返して探す。ない。
 兄の部屋を再び探す。ない。
 信念を曲げて兄に電話。足りていないことを告げる。
 兄:「ごめん、来週頭には回収する」

 ………うぇぇん。

 当初の本日の予定通り、買い物に行こうにも外では雨が降ってます。ハメハメハ大王の法則により出かける気にもなれません。

 おかげでずっとパソコンいじってました。改装もうちょっとだよ!


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