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■ 今年の忘れられない事。後編
あまり眠れないまま翌日 朝10時に病院に行きました。 麻酔に備えて前日から食事抜きです。
2人で再度話を聞いて 昼前に病室に入りました。 12時過ぎに呼ばれる予定だったのだけど 前の手術が長引いてるとかで 結局1時ちょっと過ぎに呼ばれました。
部屋の中には ピンクのやわらかそうなソファーと 殺風景な茶色のただの四角い処置台があって 私は茶色の方に寝ました。 あのカラーリングもうちょっと考えてほしいですね(苦笑)。
暴れないように手足を縛られた時は 仰々しいなぁと思いました。 麻酔をかけられて看護婦さんに続いて数字を数えていくのですが 15までは数えてた記憶があります。
いろんな音が聞こえました。 いっそのこと意識も全部持ってってくれよ…と思いながら たぶん呻いてました。 「終わりましたよー」と言われて目を開けたら 麻酔に酔ってたようでリバース。 なるほどこのために空腹にさせたのねーと 妙に冷静になってました。
ストレッチャーで病室に戻されて 麻酔が切れて動けるようになるまでおよそ2時間かかるので それまで楽にしててください。 動けるようになったら帰っても大丈夫です。と言われました。
処置に入る前には 「私が寝てる間に前に気になるって言ってたスープカレー屋さんにでも行っといでよー」 と気楽に話してたのですが
私が麻酔でぐったりして帰ってきたのにどん引きしたらしく 近くのコンビニで簡単な買い物だけして すぐ戻ってきました。
それから半分起きてるような寝てるような感覚の中 ぼんやりテレビを見てました。 そこでは動物園のパンダの赤ちゃんが死んだというニュースが 長々と放送されてました。
変なの。
その後時間も過ぎたので 家に帰りました。 体は非情なまでに正直なもので 昨日まであった悪阻の気持ち悪さが すっかり無くなってしまいましたね。
手術が終わってからも1か月ほどはアフターケアで 何度か病院で痛い思いをしました。
というわけで思ったのは 中絶を安易な事と考えてはいけない。という事ですね。 精神的はともかく実際肉体的にかなり痛いです。
子供が欲しいと思ってても こういう事が起こって痛い目に遭うから できたら困る人の相手には絶対なるな。
いつか子供ができたら教えたいもんです(遠い目)。
2012年12月31日(月)
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