斜め読み日記
みなと



 そして狂気は静かに宿る。

仕事の寄り合いで
隣町に行ってました。
みなとです。


今日はその後
ちょっとしたイベントがありました。

先日結婚退職した
職場の元アルバイトだったリコさん(仮名)の新居を
訪問しに行くというものです。


…職場のオジさんと2人で。


さて
このリコさんについて少し説明しますと


人に「かわいい」もしくは「カッコいい」と
説明することの多い
ワタシの女友達の中でも
「屈指の美人」に入るお方…なのですが

その美貌だけではイマイチ隠れない
気立ての良い…という言葉を少しおじさん臭くしたような
豪快でフレンドリーな性格の持ち主です。

去年の夏からこの支店に来て職場のマドンナになるも
バイト開始直後に彼氏さんに突然プロポーズされ
在籍わずか7ヶ月で退職。という
年齢はワタシの1つ上の方でございます。



今日一緒に行くオジさんは
イマノさん(仮名)。年齢は50代半ば。

この3人とも昼休みがほとんど同じ時間帯で
特にリコさんとイマノさんは
釣りや園芸などの共通の趣味が発覚。
一度話が弾んでみんなで釣りをしに行った事もあります。

結婚の事を聞いたのも
ワタシとイマノさんが最初でした。


3月末でリコさんがいなくなり



「5月に式を挙げるって言ってたよね。
 もう新婚旅行から帰ってきたかなぁ…」



というイマノさん。


「こないだ我慢出来なくてメールしちゃったよ」


「電話もしてみたけど出なかった」



というイマノさん。

ワタシの誕生日に
『ドキドキするような恋をしてください。
 今の僕のように』


と書いたイマノさん。



…ん?




そして
今日の新居訪問の予定を取り付けたのも
イマノさん。

なんだかなーという違和感を拭えぬまま
イマノさんの運転でリコさんの家へ向かいました。

久々似合ったリコさんは
式の直後だけあって髪の毛も前より伸びておりまして
相変わらず美人で元気そう。


職場の面々の近況や
鉢植えの調子などをしゃべりながら
「こんど株分けした花があるから
 実家に帰ってきたときにでも取りにおいで」
とイマノさん。

すると
「あ。ちょうど今遠方の伯母さんが来てるらしいんで
 会いに帰るついでに明日取りに行きます」とリコさん。


1時間ほどのんびりして帰路につきました。




その帰りの車の中



「明日来るんだって…」
「明日来るんだって…」

ちょっとテンション高めのイマノさん。


さすがに何も言わない訳にもいかず
「何か楽しげですねー」と努めて普通にツッコミ。
すると小声で


「あーでも明日ウチ奥さんいるんだよな」






待てやコラ。







その後できるだけリコさんの話題を避けつつ
駐車場へ。
帰りにコーヒーをご馳走になりました。

その際
「みなとちゃん今日はホントにありがとうね」
と言うので

「いえ。こちらこそ全部運転任せてしまって…。
 どうもお疲れ様でした」

と返したら


「いや。
 さすがに男一人で行くのはダメだったろうからね」


「当たり前です!」




あーもうダメだ。

百歩譲って思い違いだとしても
もうイマノさんを気持ち悪い人としか思えないよワタシ。


そりゃイマノさんにしては
久々に話の合う友達に会いたかっただけなのかもしれないよ?


でも
でも
いいかげんそれは暴走しすぎてるんじゃないか?

それとも
ワタシが心配しすぎなのかなぁ。



今後
たかがオジさんのたわ言として受け流し続けるか
どこかで勧告を出した方がいいのか。


展開があったらまた書きますので
その時はアドバイスください。

2006年06月03日(土)
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