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■ 和製D&D
明けて今日は洞窟探検の日です。
高知県にある鍾乳洞『龍河洞』にて 数年前から始まったその名も冒険コース。
一般観光ルートから逸れて 違う場所を歩こう!という 冒険好きには持ってこいの企画です。
しかし 前日までの完全予約制。
昨日の過酷な状況の中 同行者及び予約全般担当のS水姉さんが思い出したのは 受け付けも閉まった夜になってからでした。
「でも絶対行きたいからダメもとで電話してみる!」と 朝いちで掛けてみたら
なんと! 午前中1組だけ空きが残ってるというお返事。
「9時40分までに来てください」と言われたので 大急ぎでチェックアウトして ホテルから20分程の洞窟入り口に到着。
そこには 黄色い上下のレインコートに身を包んだ ワタシ達よりもうちょっと年上っぽい女の人が 待っていました。
簡単に説明を受けると
1時間コース (レインコートと長靴レンタル別料金)と
1時間に加えてもうちょっとルートが長い2時間コース (レンタル料込み)
があるもよう。
ここでも事前にサイコロを振ってまして 2時間コースと決めてました(笑)。
するとお姉さんは少し離れた小屋を指して 「じゃあ、あっちで着替えますね」と誘導。 ズボンも脱ぐように言われ 新たに身に付けたものは
オレンジ色のつなぎ。
それに長靴 ヘッドランプ付きヘルメット。
…こ、この姿なんだか 川○探検隊みたい(超古)。
ガスランタンを持った案内姉さんに付いて とりあえず普通の入り口からスタートです。
しばらくしっかり足場のあるルートを歩いて 大きなポイントを案内されること10分足らず。
突然フェンスで仕切られた穴が現れました。 ここから先がいよいよ冒険コースの始まりです。
洞窟内は年中18度前後で ちょうど今頃の外の気温と変わらず。
ヘルメットをかぶりランプを点けて 1番最初にした事は
ひざまずいて穴くぐり。
その後 足場に水が溜まった空間を歩き 上の道に行くために 岩の間で手足を突っ張り 足場を探りながら少しずつ登攀。
鍾乳石は 濡れてなかったら意外と表面がザラザラして 登りやすいのだけど 「そこの出っ張りに右手をかけて」 「左足をそっちにずらすと段差があるから」 「体重を少しずつ前にかけて」 とどんどん指示が出される ちょうど軽めのフリークライミングをする感じです。
ちょっと高い段差に差し掛かったとき S水姉さんは手足のリーチが長く 案内さんの指示に従って上段へ。 そこからあらかじめ繋いであるロープを垂らしてもらい ワタシは水の流れ道を垂直ロープでよじ登り。
ファイトー!一発!の世界(まぢ)。 「腕力勝負で登る人は少ないですよ」だそうです。
体をねじ込んだり 時には明かりを全部消してみたり いろんな事をするうちに
泥だらけになった軍手やつなぎから どんどん湯気が出てきます(これもまぢ)。
大きい空間に出たあたりで ドラゴン(というか龍に近いけど)に似た鍾乳石が。 やっぱりダンジョンの奥には ドラゴンがいるんですね(うっとり)。
通常コースの最終ポイントあたりに合流。 抜け出した時にちょうどお昼を回りました。
適度にきつくて楽しい!これはおすすめ! 絶対また行きたいもんです。
帰り道 サイコロは「全線高速道路」を出してくれたので のんびり帰路につきました。
お疲れ様でした。
2004年11月14日(日)
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