あいかわらず1限の授業に間に合う時間には起きられません。母親に起こしてもらって、ぼーっとしながら学校に行ったら、ギリギリ出席確認に間に合った模様。学芸員の授業の時間、なんとビデオを上映。こ、これは寝ろとおっしゃっているようなもの。早速寝ようとしたら、「これ、レポート課題にするから！」と初老の先生はおっしゃりました…

　初めのうちはまじめに見ていたのですが、虫害の所のシロアリが出てきた時点で背筋が凍り、チャバネゴキブリが登場したときには眠りの世界に逃亡しようと覚悟を決めました。そして、ビデオが終わるまで夢の世界の住人に。午後はてんやでえびづくし丼を食べてから（単価は安いけど同じ味が続いてかなりつらい…小えび6本とかぼちゃといんげんしか乗ってない）世田谷区役所で行われる介護保険事業のシンポジウムに行ってきました。

　さて、某2両編成の電車を降り、地図を確認していざ区役所目指して出発。時間は余裕を見ているので大丈夫と思いつつ歩いて、歩いて…チラシには徒歩5分とかいてあるのに行けども行けども見つかりません。散々迷いつつ最後には父親に電話してナビしてもらってついた場所は…何度も通り過ぎた古びた体育館のような所。

　…告白します。私区役所って新宿区役所と地元区役所（駅前にある、かなり大きい建物）しか知りませんでした。あとは都庁。区役所ってみんなビルで綺麗な所だと勝手に認識していました。

　地域センターですら近代的なビルに入ってるのに…世田谷区役所は、地域センターよりも…古くて小さな所でした…何度も建て増ししたらしく、第3庁舎までありました。

　その第3庁舎の3階でシンポジウムが行われるとあったのですが、また見つからない。目の前にあるのは第2庁舎。地図では第3庁舎があってから第2庁舎と書いてあったのに…と1続きだと思ってた建物の真ん中に小さな隙間が。よくよくみると、すぐ右側に入り口がありました。

　そんなこんなで時間よりも5分遅れて入場。席に座ると机の上には参考資料。それも介護保険料の試算までしっかり載ってる！（←卒論にすごく必要）この段階で迷子になって帰らなくて良かったとしみじみ思いました。なんともまじめに基調報告などを聞きつつ、まわりをみまわすと最年少は私…
多少若い人でもきっと老人ホームの関係者だろうと思われる30を越えた方くらい。他はきっと介護保険の当事者であろう高齢者ばかりでした。

　近場に座ってたおじいさんの白髪しかないはげた頭には生々しい手術跡。シンポジウムをやってる方もお年寄りなら、聞いてる方もお年寄り。これからの日本はきっとお年寄りが動かします。絶対。